PREMIERE PROで作成した吹き出しやテキストのセットをタイムライン上で再利用したい場合、毎回ドラッグアンドドロップで最初から作成する手間を省きたいですよね。この記事では、PREMIERE PROで作成したエレメントを簡単に保存して、次回以降に再利用する方法を解説します。
エレメントを保存して使い回すための基本方法
PREMIERE PROでは、作成したエレメント(例えば吹き出しやテキスト)をプロジェクトパネルに保存することで、簡単に再利用することができます。これには、「シーケンスのプリセット」や「モーショングラフィックステンプレート」の使用が便利です。
まずは、タイムラインに配置したエレメント(吹き出しやテキスト)を選択し、プロジェクトパネルにドラッグして保存します。この保存されたエレメントは、プロジェクト内であれば簡単に再利用できます。
モーショングラフィックステンプレートの使用方法
モーショングラフィックステンプレートは、特にアニメーションやエフェクトを含むテキストや図形を再利用したい場合に便利です。作成したエレメントをモーショングラフィックステンプレートとして保存することで、他のプロジェクトやシーケンスで簡単に使用できます。
手順は以下の通りです。
- タイムラインに配置したエレメントを選択します。
- エレメントを右クリックし、「モーショングラフィックステンプレートとして保存」を選択します。
- 保存先の場所(プロジェクト、ライブラリなど)を選び、名前を付けて保存します。
これで、次回から簡単に保存したテンプレートをドラッグアンドドロップで再利用できます。
プロジェクトパネルへのエレメントの保存方法
もし、単純に吹き出しやテキストだけを保存したい場合は、タイムライン上で作成したエレメントをそのままプロジェクトパネルにドラッグ&ドロップすることで、再利用可能な状態にできます。
プロジェクトパネルに保存されたエレメントは、別のシーケンスやタイムラインにドラッグすることで再利用できます。この方法では、アニメーションを含むエレメントや単純なテキスト、図形などを素早く使い回すことができます。
まとめ
PREMIERE PROで作成した吹き出しやテキストを使い回すためには、エレメントをモーショングラフィックステンプレートとして保存するか、プロジェクトパネルにドラッグして保存する方法が有効です。これにより、毎回エレメントを作り直す手間を省き、編集作業を効率化することができます。

コメント