ExcelでVLOOKUP関数を使って取得したデータを昇順に並べ替える方法

ExcelでVLOOKUP関数を使って取得したデータを昇順に並べ替える方法について、SMALL関数を使った方法や、COLUMNS関数を使った効率的な並べ替え方法を解説します。

VLOOKUP関数とSMALL関数を使った並べ替え

VLOOKUP関数を使ってデータを取得した後、昇順に並べ替えるために、SMALL関数を使うことが一般的です。例えば、範囲A1:F1に入力されたデータ（12.7.1.4.2.13）を昇順に並べ替えたい場合、SMALL関数を利用して順番にデータを取得することができます。

例として、以下のようにSMALL関数を使います。

• =SMALL($A$1:$F$1, 1)
• =SMALL($A$1:$F$1, 2)
• =SMALL($A$1:$F$1, 3)

この方法では、各セルに順番に1番目、2番目、3番目の小さい数字を取得して並べ替えます。

COLUMNS関数を使った効率的な並べ替え

VLOOKUP関数で取得したデータをCOLUMNS関数を使って並べ替える方法もあります。COLUMNS関数を使うことで、並べ替える順位を動的に管理することができます。例えば、以下のような式を使用することで、各列を自動的に並べ替えが可能です。

式の例。

• =SMALL($A$1:$F$1, COLUMNS($A$1:A1))

この式では、COLUMNS関数を使って順番（1, 2, 3, …）を自動的に入力します。セルA1から始まり、次の列に進むごとに順番が増加するので、範囲内の数字を効率的に並べ替えることができます。

VLOOKUP関数を組み合わせてさらにスッキリとした方法

さらに、VLOOKUP関数を使ってデータを取得し、その後にCOLUMNS関数を組み合わせることで、よりスッキリとした並べ替えが可能です。例えば、次のような式を使うことで、VLOOKUP関数で取得したデータを自動的に並べ替えることができます。

式の例。

• =SMALL(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE), COLUMNS($A$1:A1))

これにより、VLOOKUP関数とCOLUMNS関数を組み合わせて、データの取得から並べ替えまでを一つの式で行うことができます。

まとめ

VLOOKUP関数で取得したデータを並べ替える際に、SMALL関数やCOLUMNS関数をうまく活用することで、Excelでの作業がスムーズに行えます。特に、COLUMNS関数を使うことで、動的に順位を管理し、効率的に並べ替えることができます。これらの方法を試して、さらに効率的なデータ処理を実現しましょう。