Blenderで作成したモデルをUE5にインポートする際に、モデルの向きに関する問題に直面することがよくあります。特に、UE5ではX軸が前方として設定されていますが、BlenderではY軸が前方として設定されているため、モデルが意図した方向を向かないことがあります。この記事では、BlenderからUE5にモデルをインポートする際に正しい向きを設定するための方法を説明します。
Blenderでのモデルの向きとエクスポート設定
Blenderでのモデルの向きは、デフォルトでY+軸が前方として設定されています。これに対し、UE5ではX+軸が前方として設定されています。そのため、BlenderからUE5にエクスポートする際、モデルが正しくインポートされるように、エクスポート時に方向を調整する必要があります。
エクスポート時の設定方法
BlenderからUE5にモデルをエクスポートする際の設定は非常に重要です。以下の手順でエクスポート設定を調整できます。
- 1. Blenderでモデルを作成し、モデルを選択します。
- 2. 「ファイル」メニューから「エクスポート」を選び、FBX形式を選択します。
- 3. エクスポート設定で「Forward」を「-Z Forward」に設定し、「Up」を「Y Up」に設定します。
- 4. 「Apply Transform」をチェックして、モデルの向きを正しく調整します。
UE5でのインポート設定と調整
UE5にインポートした際にモデルの向きが正しくない場合、インポート設定を調整する必要があります。インポート時に「Transform」セクションでモデルの向きを修正できます。以下の設定を確認してください。
- 1. UE5で「インポート」ダイアログを開きます。
- 2. 「Transform」セクションで「Rotation」を調整し、X軸を調整してモデルが前方を向くようにします。
- 3. インポート後、ビューポートでモデルを確認し、必要に応じて向きを修正します。
問題の解決方法と最適な設定
UE5にインポートしたモデルが正しく向いていない場合、Blenderでのエクスポート設定とUE5でのインポート設定を再確認しましょう。特に「Forward」と「Up」の設定が正しくないと、モデルが意図しない方向を向いてしまいます。
まとめ
BlenderからUE5にモデルをインポートする際、モデルの向きを正しく設定することが重要です。エクスポート時に「Forward」と「Up」の設定を調整し、インポート後にUE5でモデルの向きを確認することで、問題を解決できます。これらの設定を正しく行うことで、意図した向きでモデルを配置することができます。


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