Excelでキーボードの矢印キーを使ったときに、カーソルが動く代わりに画面がスクロールしてしまう現象が発生することがあります。この問題を解決するためには、簡単な設定の変更で元の動きに戻すことができます。以下の手順で修正できます。
1. Scroll Lockキーを確認する
この問題は、Scroll Lock(スクロールロック)キーがオンになっている場合に発生します。Scroll Lockキーが有効になっていると、矢印キーを押したときにカーソルの移動ではなく、画面がスクロールしてしまいます。
- キーボードの「Scroll Lock」キーを探し、押してみてください。
- スクロールロックのランプが消えれば、矢印キーでのカーソル移動が正常に戻るはずです。
2. Excelの状態を確認する
Scroll Lockが無効でも問題が解決しない場合、Excelの設定に問題がある可能性があります。以下の手順で設定を確認しましょう。
- Excelを開き、左上の「ファイル」メニューをクリック。
- 「オプション」を選択し、「詳細設定」をクリック。
- 「編集設定」セクションで、「矢印キーでの移動」を確認します。設定が正常かどうかを確認しましょう。
3. 画面が動く設定が解除されているか確認する
もしScroll Lockキーがオフでも画面が動く設定が解除されていない場合は、さらに調整が必要です。下記の方法を試してみましょう。
- 「表示」タブを開き、下部にある「固定ウィンドウ枠」の設定が「解除」になっていることを確認します。
- 固定されたウィンドウ枠が原因で、矢印キーで画面が移動してしまう場合があります。
4. まとめ
Excelで矢印キーが画面の移動になってしまう問題は、主にScroll Lockキーの設定によるものです。Scroll Lockがオンになっていると、矢印キーでカーソルが動かず画面がスクロールしてしまいます。簡単な手順で元に戻すことができるので、まずはScroll Lockキーを確認してみましょう。それでも解決しない場合は、Excelの設定を再確認し、さらに必要な調整を行うことが大切です。


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