エクセルで条件付き書式を使って特定の条件に合致する場合にセルを強調表示したいことがあります。例えば、A1セルの内容によってB1セルの内容を設定し、その条件から外れた場合にB1セルを強調表示したい場合です。この記事では、A1セルの内容に応じてB1セルを設定し、条件外の場合にB1セルを強調表示する方法を解説します。
問題の条件と設定
まず、質問の条件を整理しましょう。
- A1セルが「a」の場合、B1セルは「1:00」(1時間)
- A1セルが「b」の場合、B1セルは「1:30」(1時間半)
- A1セルが「a」または「b」以外の場合、B1セルは空白
これらの条件に基づき、B1セルが空白以外の場合に強調表示(赤色塗りつぶし)する方法を実現するための数式を作成します。
条件付き書式の設定方法
条件付き書式を使用するには、まずB1セルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」を選択します。その後、「新しいルール」を選び、次に「数式を使用して書式設定するセルを決定」を選択します。
次に、数式を入力します。条件付き書式の数式は以下のように設定できます。
=AND(A1<>"a", A1<>"b", B1<>"" )
この数式では、A1セルが「a」または「b」でない場合、B1セルが空白でない場合に条件付き書式が適用されるようになります。
強調表示の設定
数式を入力した後、書式を設定するボタンをクリックして、「塗りつぶし」タブから赤色を選択します。この設定を適用すると、指定した条件に該当する場合にB1セルが赤色で強調表示されるようになります。
これで、A1セルが「a」や「b」以外の値の時、B1セルが赤色で強調表示されます。
まとめ
エクセルの条件付き書式を使用して、A1セルの内容に基づいてB1セルを設定し、条件外の場合にB1セルを強調表示する方法を紹介しました。数式を使って条件を設定し、書式を変更することで、特定の条件に基づいたセルの強調表示が可能になります。これで、作業が効率よく進むことでしょう。


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