Blenderで顔のモデリングをしているとき、Auto Mirrorを使用して左右対称の編集ができますが、ミラーを削除した後にメッシュが半分になってしまうことがあります。さらに、目のような球体オブジェクトをミラーして配置する方法がわからないという問題も発生することがあります。この記事では、Auto Mirrorを使用する際の問題と解決策、目の球体を正しくミラーする方法について解説します。
Auto Mirrorでメッシュが半分になる理由
BlenderでAuto Mirrorを使用していると、左右対称に編集できる便利な機能ですが、ミラーを削除した際にメッシュが半分に切られてしまう原因は、元々のモデルがミラーモディファイアーを使用していたためです。Auto Mirrorはモディファイアーとして動作し、ミラーを適用した部分だけを編集します。
ミラーを削除すると、そのモディファイアーが無効化され、左右どちらかのメッシュが消え、残りの半分だけが表示されるようになります。これを解決するためには、ミラーオブジェクトを削除する前に、モディファイアーを適切に適用する必要があります。
Auto Mirrorの使い方と設定方法
Auto Mirrorを正しく使用するには、まずモディファイアーを理解し、どのように適用するかを把握することが重要です。以下はAuto Mirrorを使った基本的な手順です。
- 「モディファイアー」タブに移動し、「ミラー」モディファイアーを追加。
- 「X軸」や「Y軸」を選んで、編集する軸を決める。
- ミラーを適用する前に、モディファイアーを確認し、オブジェクトが適切に対称に編集されていることを確認。
- 作業が完了したら、「適用」をクリックしてモディファイアーを適用。
これで、ミラーを削除してもメッシュが正しく残るようになります。
目の球体を左右に配置する方法
目のような球体を左右に配置する際、Auto Mirrorを使用すると、球体が半分に切られてしまう場合があります。この問題を回避するためには、球体にミラーを適用する前に、まず球体を正確に配置する必要があります。
目の球体を左右に配置する手順は以下の通りです。
- 球体オブジェクトを選択し、中央に配置。
- 「モディファイアー」タブから「ミラー」モディファイアーを追加。
- 「X軸」や「Y軸」を選び、ミラー設定を行う。
- 球体を左右に配置し、必要に応じて調整。
この方法で、目の球体を完全な形で左右に配置することができます。
モディファイアーの適用後の注意点
Auto Mirrorを使用する際には、モディファイアーを適用した後にエラーが発生することもあります。特に、左右対称に編集した後にミラーオブジェクトを削除すると、モデルが不完全になる場合があります。
この問題を避けるためには、モディファイアーを適用した後に編集を行い、最終的にモデルをクリーンアップすることが大切です。適用後はオブジェクトを確認し、編集点が正しく保存されているかをチェックしましょう。
まとめ
BlenderでAuto Mirrorを使用する際、ミラーを削除した後にメッシュが半分になってしまう問題は、モディファイアーを適切に適用することで解決できます。また、目の球体を正しくミラーする方法を実践することで、完全なオブジェクト配置が可能となります。これらのテクニックをマスターして、効率的なモデリングを行いましょう。


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