10年前にインフォロジー社のCabIT!ソフトウェアを利用してDVDに収録した図面を閲覧していたが、最近のPCでその図面を確認する方法について困っている方も多いでしょう。旧インフォロジー社が事業を終了し、ソフトウェアも手に入りにくくなったため、どうにかして新しいPCで閲覧できる方法を模索している方へ、いくつかの解決策を紹介します。
CabIT!とは?
CabIT!は、主に建築業界で使用されていたソフトウェアで、図面や設計データをCDやDVDに保存して閲覧するためのツールでした。古いPCで使用するには問題ないですが、最近のPCでの互換性がなく、閲覧に苦労している方も多いです。
特に、インフォロジー社が事業を終了し、後継のシャコー社も事業を終えたため、公式サポートや最新のビューワーソフトの提供がされていない状況です。
最新PCでCabIT!を閲覧するための方法
CabIT!の図面データを新しいPCで閲覧するためには、いくつかの方法があります。
1. 互換性のあるソフトウェアを探す
CabIT!に対応した専用のビューアやソフトウェアはほとんど存在しませんが、類似した形式をサポートするビューアを利用する方法があります。もしCabIT!のファイル形式が特定の標準フォーマット(例えば、PDFやDWGなど)で保存されているのであれば、それに対応したビューアを使用することができます。
例えば、AutoCADやPDFビューアが対応する場合もありますので、まずはファイルの拡張子や保存形式を確認して、それに合ったビューアを利用する方法を検討しましょう。
2. 仮想環境を利用する
もしCabIT!ソフトウェアが古いPC専用であった場合、仮想環境を構築して古いソフトウェアを使用することも一つの手段です。例えば、VMwareやVirtualBoxなどの仮想化ツールを使い、古いWindowsの環境を新しいPC上で再現し、CabIT!をインストールして使用する方法があります。
これにより、古いソフトウェアを直接使えるようになりますが、仮想環境の設定が必要であり、少し手間がかかるかもしれません。
3. 他のソフトウェアでの変換を試みる
CabIT!のデータ形式が特定のフォーマットである場合、それを他のソフトウェアで開けるフォーマットに変換する方法もあります。例えば、DWG形式やDXF形式のデータは、AutoCADや他の建築設計ソフトウェアで扱えます。
変換ツールやソフトウェアを使って、CabIT!のデータを新しい形式に変換し、最新のビューアや編集ソフトウェアで閲覧することができるかもしれません。
まとめ
CabIT!を新しいPCで閲覧する方法としては、対応するビューアを探す、仮想環境を利用する、または他のソフトウェアでデータを変換する方法があります。最適な方法は、使用しているファイル形式に依存しますので、まずはファイルの拡張子や形式を確認して、それに合った解決策を選ぶことが重要です。

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