Excelで月ごとの累計金額を自動計算する方法

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Excelで、毎月の支出を記録し、累計金額を自動的に計算する方法について解説します。このような管理を行うことで、毎月の支出を追跡しやすくなり、年間のトータル金額を簡単に把握することができます。

1. 月ごとの金額入力と累計の設定

例えば、3月、4月といった月ごとの支出を入力し、それらを累計金額として自動計算する方法です。まず、各月の金額入力欄と累計金額欄を設定します。A列に月を、B列に支出額、C列に累計金額を入力します。

2. 累計金額の計算方法

累計金額を計算するためには、次のような数式を使用します。例えば、C2セルに3月の支出の累計金額を計算したい場合、C2セルには次の数式を入力します。

=B2

次に、C3セルには、4月の累計金額を計算するために次のような数式を入力します。

=C2+B3

この数式により、3月の累計金額(C2)に4月の支出額(B3)を足して、4月の累計金額を自動計算します。これを順次繰り返すことで、毎月の累計金額を自動的に計算できます。

3. 数式のコピーと適用

累計金額を計算する数式を最初の月(例えば4月)に設定した後、その数式を下の行にも適用することができます。セルC3に設定した数式をC4以下にドラッグすることで、自動的に翌月以降の累計金額が計算されます。

これにより、月々の支出が追加されるごとに、自動で累計が更新されるので、非常に便利です。

4. 別のシート間でデータをリンクする方法

もし、各月の支出データが別々のシートに保存されている場合、他のシートのデータを参照して累計を計算することも可能です。例えば、3月のデータがシート1に、4月のデータがシート2にある場合、シート2のC2セルに次のように入力して、シート1のデータを参照することができます。

=Sheet1!C2+B3

これにより、複数のシート間で累計金額を連携させることができます。

5. まとめ

Excelを使って、毎月の支出を記録し、累計金額を自動で計算する方法は、非常に便利で効率的です。数式を使って月ごとの支出を累計し、年末に向けて簡単にトータル金額を把握できます。この記事の方法を参考にして、Excelでの支出管理をより効率的に行いましょう。

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