UTAU音源を作成中に、Audacityで加工した音声をWAV形式で保存しようとした際に、形式の選択肢にWAVが表示されないという問題に直面することがあります。この記事では、その問題を解決するための手順を紹介します。
1. AudacityでWAV形式の書き出しができない理由
Audacityでは、音声ファイルを書き出す際に「.wav」形式が表示されないことがあります。これは主に、WAV形式をサポートするエクスポート用のライブラリが正しくインストールされていない場合に発生します。通常、Audacityは自動的にWAV形式に対応していますが、設定によっては問題が発生することがあります。
2. WAV形式を選択するための準備
WAV形式で書き出しをするために、まずは以下の手順を試してみましょう。
- Audacityを最新バージョンに更新する。
- エクスポート時に「ファイル形式」のリストにWAVを選べるようにする。
3. LAMEやFFmpegのインストール
もし上記の準備をしてもWAV形式が表示されない場合、必要なライブラリであるLAMEやFFmpegがインストールされていない可能性があります。これらのライブラリは、Audacityが多様なオーディオ形式を扱えるようにするために必要です。
以下の手順でこれらをインストールしてみましょう。
- Audacityの「環境設定」から「ライブラリ」を選択し、LAMEやFFmpegをインストールする。
- インストール後、再度WAV形式での書き出しを試す。
4. その他の解決方法
それでも解決しない場合は、別の方法としてファイルをWAV形式に変換することができます。例えば、AudacityでMP3やその他の形式でエクスポートした後、別の音声編集ソフトやオンライン変換ツールを使用してWAV形式に変換する方法もあります。
まとめ
AudacityでWAV形式に書き出せない問題は、ライブラリのインストールやソフトウェアの更新が主な原因であることが多いです。これらを解決することで、スムーズにWAV形式で音声を保存することができます。もし解決しない場合は、別の形式にエクスポートした後に変換ツールを使う方法もあります。
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