スクリーンショットでページを跨いで全画面をキャプチャする方法

Windows 全般

ウェブページをスクリーンショットでキャプチャする際、ページ全体を一度に保存したいと考えることがあります。特に、ページをスクロールした際に表示される内容も含めてキャプチャしたい場合、いくつかの方法を試すことができます。この記事では、スクリーンショットでページを跨いで全画面をキャプチャする方法について解説します。

1. 開発者ツールの「Capture full size screenshot」機能の問題

Google Chromeなどのブラウザには、開発者ツールを使ってスクリーンショットを撮る機能があり、これを使うと画面全体をキャプチャできると思われがちです。しかし、問題は、表示されていない部分、つまりスクロールして下に隠れている部分がキャプチャされない点です。

「Capture full size screenshot」を選択しても、画面に表示されている範囲しかキャプチャできません。そのため、ページをスクロールした分はキャプチャされないということになります。

2. スクロールを含めてスクリーンショットを撮る方法

ウェブページをスクロールしながら全体をキャプチャするには、以下のような方法を試すことができます。

  • フルページスクリーンショットツールの使用 – 一部のブラウザ拡張機能や専用ツールを使うことで、スクロールを含むページ全体をキャプチャすることができます。たとえば、「Full Page Screen Capture」や「Fireshot」などの拡張機能は、ページをスクロールしながら全体をキャプチャすることが可能です。
  • スクリーンショットツールを使う – WindowsやMacで使えるスクリーンショットツールには、ページ全体を撮影できるものがあります。例えば、SnagitやNimbus Screenshotなどのツールはスクロール可能なウェブページをキャプチャできます。

3. 自動スクロールを使って手動でキャプチャ

もし上記の方法が利用できない場合は、手動でスクロールしてスクリーンショットを撮る方法もあります。この方法では、少し手間がかかりますが、全てのページを分割してキャプチャし、その後画像編集ソフトで合成することで、ページ全体を1枚の画像にまとめることができます。

4. 高度なスクリーンショットツールを使う

高度なスクリーンショットツールや自動化ツールを利用すると、ページ全体のキャプチャがもっと効率的に行えます。例えば、SeleniumやPuppeteerといったブラウザの自動化ツールを使えば、プログラム的にページ全体をスクリーンショットとしてキャプチャできます。これらのツールは開発者向けですが、プログラミングに慣れていれば有用です。

5. まとめ

スクリーンショットでページを跨いでキャプチャするには、開発者ツールの「Capture full size screenshot」機能を利用する方法以外にも、ブラウザ拡張機能や専用ツールを使う方法があります。これらのツールを使用することで、スクロールしたページも含めて全体をキャプチャすることができます。状況に応じて最適な方法を選んで、効率的にスクリーンショットを撮りましょう。

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