Illustratorを使ってPDFファイルを開き、特定の部分を切り取って保存する方法は非常に便利です。特に、冊子の見開きデータから1ページ分だけを切り抜いて保存したい場合、この操作を簡単に行うことができます。この記事では、IllustratorでPDFファイルの一部を切り取って保存する方法を解説します。
1. PDFファイルをIllustratorで開く
まず、Adobe Illustratorを起動し、目的のPDFファイルを開きます。ファイルを開く際、IllustratorでPDFを編集する際に設定が必要な場合がありますが、特にデザインが複雑でない限り、基本的にそのままで問題ありません。
2. アートボードを調整する
次に、切り抜きたい範囲を指定するために、アートボードを設定します。例えば、A4サイズの見開きページからA5サイズに切り取る場合、アートボードツール(Shift+O)を使って新しいアートボードのサイズをA5に設定します。これで、切り抜きたい部分の範囲を視覚的に指定できます。
3. 必要な部分を選択して切り取る
選択ツール(V)を使用して、切り抜きたい部分を選択します。選択した範囲を削除することで、不要な部分を取り除けます。具体的には、PDFの見開き部分を選び、A5サイズのアートボード内に収まるように調整します。
4. 切り取ったデータを保存する
切り抜いた後、必要な部分だけを保存するために、ファイルメニューから「別名で保存」を選択します。この際、PDFとして保存することも可能ですが、別の形式で保存したい場合は、Illustratorが対応する形式でエクスポートしてください。例えば、PNGやJPEGとして保存することもできます。
5. まとめ
IllustratorでPDFファイルを開き、特定の部分を切り抜いて保存する手順は、アートボードを調整し、選択範囲を指定して切り取ることで簡単に実行できます。これを行うことで、必要なページだけを別々に保存することができます。ぜひ、この記事の方法を参考にして作業を効率化してください。


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