プロクリエイトで線画の中に色を塗る方法をお探しの方へ。レイヤーの使い方やマスククリップを活用した色塗りのテクニックを、実際の手順に沿ってわかりやすく解説します。
プロクリエイトで線画を使った色塗りの基本
まず、線画を描いた後に色を塗る際の基本的な手順を理解することが大切です。プロクリエイトでは、線画を活かした色塗りが簡単にできる機能が多数搭載されています。色を塗る前に線画のレイヤーが正しく配置されていることを確認しましょう。
色塗りをする際、レイヤーを新しく作成し、そのレイヤーを線画の上に配置することが基本の流れです。しかし、線画の中にだけ色を塗りたい場合、少し工夫が必要です。
色塗りのためのマスククリップの使い方
線画内に色を塗るためには「マスククリップ」を活用します。これを使うことで、線画の輪郭内に色を塗ることが可能になります。
まず、線画を描いたレイヤーの上に新しいレイヤーを追加します。その後、新しいレイヤーを選択し、「マスククリップ」を適用します。これにより、新しいレイヤーは線画の形に制限され、線画内にだけ色を塗ることができるようになります。
マスククリップでの色塗り手順
具体的な手順を見ていきましょう。まず、線画のレイヤーを最下層に配置し、その上に新しいレイヤーを追加します。その新しいレイヤーを選択し、右側のメニューから「マスククリップ」を選びます。
これで、新しいレイヤーは線画の輪郭に沿った部分にだけ色を塗ることができるようになります。丸の中を塗りたい場合、色を塗るツールを選んで、塗りたい部分にだけ色を追加することができます。
線の輪郭だけに色が付く問題の解決法
質問のように、線画の輪郭部分だけに色が付いてしまう場合があります。この問題は、マスククリップの設定が正しく行われていないことが原因です。マスククリップが正しく適用されていないと、線画の外側にも色が塗られてしまいます。
解決策としては、まずマスククリップのレイヤーを選び、設定が「Clip」を選択していることを確認します。これにより、色は線画内にのみ適用され、輪郭を含む他の部分に色が塗られません。
実際の例:丸の中に色を塗る方法
例えば、丸の線画がある場合、レイヤーを追加してマスククリップを適用後、ブラシツールで丸の中に色を塗ります。注意点としては、線画の外側にブラシが当たらないように意識して塗ることです。ブラシツールを選択した後、色を選んで慎重に塗りつぶしてください。
また、もし他の部分に色が塗られた場合は、マスククリップを解除して、再度正しく設定し直すことをおすすめします。
まとめ
プロクリエイトで線画内に色を塗るためには、マスククリップを活用することがポイントです。これを使うことで、線画の輪郭内に色を塗ることができ、仕上がりを整えることができます。正しい設定で色塗りを行い、スムーズに作業を進めていきましょう。


コメント