JP1 v13でLinuxのログ監視設定と通知のカスタマイズ方法

Linux系

JP1 v13を使用してLinuxシステムのログ監視を行い、特定のエラーメッセージに対して通知を表示する方法について解説します。特に、test_logに出力されたエラーメッセージをJP1/IMに通知させる方法に焦点を当て、必要な設定を行う手順を説明します。

1. エラーメッセージの出力内容

まず、監視対象のLinuxシステムで出力されるエラーメッセージの形式を確認します。例えば、以下のようなメッセージがtest_logに出力されるとします。

May 21 1:34:11 hostname test_log: Error E テストメッセージ

このメッセージを元に、JP1/IMに通知を送るための設定を行います。

2. JP1/IMへの通知設定

JP1/IMでの通知を設定するためには、JP1/IMの設定ファイルに適切なルールを追加する必要があります。具体的には、次の手順で設定を行います。

  • JP1/IMにログメッセージを通知するために、監視対象のログをJP1/IMの監視対象として設定する。
  • 「形式」→「線種管理」などの設定を確認し、監視対象として登録されているファイルに対して通知の設定を行う。
  • test_logの出力内容に合わせて通知ルールを作成する。

3. 出力されたメッセージの整形

出力されるメッセージを指定の形式で整形するためには、JP1の通知設定でメッセージの整形方法を定義します。例えば、以下のように整形されたメッセージがJP1/IMに表示されるように設定します。

May 21 1:34:11 Error テストメッセージ

このように、元々のログメッセージから「Error」や「テストメッセージ」を抽出して表示するためには、正規表現を使用してメッセージの内容をフィルタリングすることが有効です。

4. 実際の設定手順

以下に、JP1 v13での設定手順をまとめます。

  1. JP1/IMの設定画面で「ルール管理」セクションを開き、新しい通知ルールを作成します。
  2. 出力されるログメッセージに基づいて、適切なメッセージの整形ルールを定義します。
  3. 「Error」や「テストメッセージ」を抽出し、通知として表示する設定を行います。
  4. テストログに基づいた通知がJP1/IMに表示されるかどうか確認します。

まとめ

JP1 v13を使用してLinuxのログを監視し、特定のメッセージに基づいて通知を表示させるには、ログの内容に合わせた通知設定と整形が必要です。設定を正しく行えば、指定したエラーメッセージに基づいてJP1/IMに通知を表示させることができます。

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