MacBookを使っている際に、ログイン画面でパスワードを入力しようとした時に文字の配列が変わるという問題が発生することがあります。特に、パスワードリセットページでキー入力が期待通りに反映されない場合、入力ソースが誤って変更されている可能性があります。この問題を解決するための方法を順を追って解説します。
入力ソースが変更される原因とは?
MacBookでは、複数のキーボードレイアウトを設定できるため、意図しないうちに別の入力ソースが有効になってしまうことがあります。この場合、入力するキーが異なる文字として表示されることがあります。例えば、通常の「a」が「-」として入力される、または「i」が「o」と表示されるなどの問題が発生します。
最も一般的な原因は、システム設定で誤って異なるキーボードレイアウト(例えば、Dvorakなど)が選ばれてしまうことです。特に「Dvorak-左手用」といったレイアウトが選択されている場合、キー配置が大きく異なるため、入力したい文字と実際に出力される文字が一致しません。
パスワードリセットページで入力ソースを変更する方法
まず最初に確認したいのは、入力ソースが「ABC」に戻っているかどうかです。通常、パスワードリセット画面で「ABC」という表示がされている場合、英語キーボードレイアウトが使用されていることを意味します。
もしこの表示が「Dvorak-左手用」などに変わっている場合、キーボードのレイアウトを変更する必要があります。これを行うためには、画面右上にある言語設定アイコンをクリックし、設定を英語(US)などの標準レイアウトに変更してください。これにより、誤ったキーボードレイアウトが修正されます。
Macのキーボードレイアウトをリセットする方法
もし「ABC」に戻らない場合は、Macのシステム設定からキーボードレイアウトをリセットすることができます。これを行うためには、以下の手順に従ってください。
- 「システム設定」>「キーボード」を選択
- 「入力ソース」タブに進み、現在設定されている入力ソースを確認
- 必要に応じて、「+」ボタンをクリックし、「英語(US)」を選択
- 新しいレイアウトを設定後、不要なレイアウトを削除
これで、ログイン画面やパスワードリセットページでのキー入力が正しく反映されるようになります。
問題が解決しない場合の追加手順
上記の方法で解決しない場合は、キーボードのハードウェアに問題がある可能性もあります。この場合、MacBookの再起動や、セーフモードでの起動を試みると、設定が初期化される場合があります。
さらに、システムの復元を使用して、以前の正常な状態に戻すことも選択肢の一つです。復元の手順は、Macをリカバリモードで起動し、Time Machineを使用してバックアップから復元する方法です。
まとめ:パスワードリセット時の文字配列の問題を解決する方法
MacBookでパスワードリセット時に文字の入力が変わる問題は、主にキーボードレイアウトの誤設定によるものです。設定を適切にリセットすることで、問題は簡単に解決できます。まずは入力ソースを英語(US)に戻し、それでも解決しない場合はシステム設定から再設定を行いましょう。それでも解決しない場合は、ハードウェアの問題を疑い、他の復旧手段を試みてください。


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