モリサワの8書体パックに関して、書体の太さの違いが書体数としてカウントされるかどうかについての質問がよくあります。この記事では、その詳細を解説し、具体的な使い方について説明します。
モリサワ8書体パックとは
モリサワの8書体パックは、特定の書体セットを提供するサービスで、限られた書体を選んで使用できるパックです。通常、1セットには8種類の書体が含まれ、これらは異なるフォントスタイルで構成されていますが、太さやウェイトによって複数の選択肢が存在することもあります。
一部のユーザーは、このパックで提供される書体の太さ(L、M、Bなど)が書体数としてカウントされるのか疑問に思うことがあるため、詳しく確認することが重要です。
書体の太さは書体数にカウントされるのか?
モリサワの8書体パックにおいて、通常の書体の「太さ」の違い(例えば、新GのL、M、Bなど)は、別々の書体としてカウントされません。例えば、新G書体の「L」や「B」など、異なる太さのものは、同じ書体の異なるウェイトに過ぎません。そのため、書体数としては1つの新G書体のみがカウントされます。
ただし、書体の太さやウェイトが選べるオプションとして提供されている場合は、それらの太さを選択することは可能ですが、書体数としては1種類のフォントが提供されることが一般的です。
新G書体の設定と使い方
新G書体を使用する場合、L、M、Bなどの異なるウェイトを選ぶ必要がある場合もありますが、これは書体の種類を変えるものではなく、1種類の書体の中で異なる太さを選択するという形です。この場合、書体自体は1つで、選べる太さの範囲が広がるという形になります。
例えば、新G書体で「L」や「BL」を選ばなければ入力できない場合、選んだ書体内で適切なウェイトを選択することで、デザインやレイアウトに合わせた表現が可能となります。
モリサワの書体選択における注意点
モリサワの書体パックを利用する際には、太さやスタイルの違いをしっかりと理解しておくことが重要です。書体パック内の書体数や太さがどのようにカウントされ、実際に使用する際に何を選択できるのかを確認しておくと、無駄な混乱を避けることができます。
特に商業用途で使用する場合、書体数の違いによるライセンスの問題が生じることもあるため、利用規約やライセンス条件をしっかり確認しておくことが大切です。
まとめ
モリサワの8書体パックでは、太さの違いは書体数としてカウントされず、1つの書体として扱われます。新G書体のように複数のウェイトを選択できる場合でも、それは1つの書体の中で異なるスタイルに過ぎません。書体の選び方や設定について理解を深め、必要に応じて正しい選択を行うことが、効率的な作業につながります。


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