CX-Programmerを使用していると、ラダーに「W⚪︎⚪︎」や「D⚪︎⚪︎」などの表示が見られることがあります。これらは通常のラダープログラムではなく、コメントや特殊な表示として使用されています。このページでは、その意味と、表示の切り替え方法について説明します。
「W⚪︎⚪︎」や「D⚪︎⚪︎」とは?
「W⚪︎⚪︎」や「D⚪︎⚪︎」といった表示は、CX-Programmerのラダー回路内でコメントとして使われている場合があります。これらは実際のPLC制御に関わる命令ではなく、コードを見やすくするために追加された補助的な情報です。
これらの表示は、プログラム内で特定の処理を説明したり、後で参照するためのメモとして使用されます。初心者にとっては、これらがどのような意味を持っているのか分からないことが多いため、表示されている場所や目的を理解することが重要です。
コメントとしての「W⚪︎⚪︎」「D⚪︎⚪︎」の意味
「W⚪︎⚪︎」や「D⚪︎⚪︎」の「W」と「D」は、実際にはPLCのメモリ領域のラベルを示している場合があります。たとえば、Wは「ワード」メモリ、Dは「データ」メモリを示すことが多いです。
これらの表示は、プログラムの各部に対するコメントや説明を記入するためのものです。通常のラダー回路に混ざって表示されることで、特定の設定や状態を明確にし、プログラムを理解しやすくしています。
表示の切り替え方法
CX-Programmerでは、コメントの表示を切り替えることができます。表示されているコメントを非表示にしたい場合は、表示設定を変更する必要があります。具体的な手順は以下の通りです。
- CX-Programmerを起動し、対象のプロジェクトを開きます。
- 「表示」メニューから「ラダーエディタ」を選択します。
- 「表示設定」オプションを選び、「コメントを表示/非表示」を選択します。
- コメントの表示状態を切り替え、必要な場合はラダー回路に追加されているコメントを非表示に設定します。
これにより、ラダー内でのコメントの可視性を変更することができます。必要に応じて、プログラムが分かりやすくなるよう設定を調整しましょう。
プログラムの理解を深めるために
コメントはプログラムの理解を助けるために非常に有用です。コメントを活用することで、ラダープログラム内で行われている処理や使用されているメモリ領域の意味を理解しやすくなります。
プログラム内にコメントを追加する習慣をつけることは、後で他の人がプログラムを読み解く際にも役立ちます。初心者にとって、最初はコメントを理解するのが難しいかもしれませんが、コードにコメントを追加することで、より良いプログラミングのスキルを身につけることができます。
まとめ
CX-Programmerにおける「W⚪︎⚪︎」や「D⚪︎⚪︎」などの表示は、コメントとして使われていることが多く、プログラムの理解を深めるための情報です。表示を切り替える方法もあり、非表示にしたい場合は設定を変更することができます。プログラムを書く際には、コメントを適切に使いこなすことが大切です。


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