Windows 11でファイル検索を行い、その結果として表示されたフォルダの上階層にアクセスしたい場合、検索バーに表示されるアドレスが一直線に並んでしまうことがあります。この状況で「上階層にたどりたい」という質問をよく見かけます。今回はこの問題を解決する方法について説明します。
検索結果から上階層にアクセスできない問題とは?
Windows 11でフォルダを検索すると、検索結果に表示されたフォルダの上部にアドレスバーが表示されます。しかし、このアドレスバーが「検索場所:C→(右検索で出てきたフォルダ)名」と表示され、上階層にアクセスするためのリンクが表示されないという問題があります。
そのため、検索したフォルダから上階層をたどることができず、いったん検索結果から戻る必要が出てしまいます。このような状況では、いくつかの方法で上階層にアクセスすることができます。
検索結果から上階層にアクセスする方法
検索結果から上階層にアクセスするための方法はいくつかあります。まず最も簡単な方法は、アドレスバーに表示されたフォルダ名をクリックして、そこから上階層へ遷移することです。例えば、Cドライブの下にある「Documents」フォルダにアクセスした場合、アドレスバーに表示される「C:」部分をクリックすると、Cドライブのルートディレクトリに戻ることができます。
また、右クリックメニューを利用することもできます。検索したフォルダを右クリックし、「フォルダの場所を開く」または「新しいタブで開く」を選択すると、上階層に戻りやすくなります。
検索結果で「不明なドライブ」や「未割り当ての領域」が表示される場合の対処法
検索結果で「不明なドライブ」や「未割り当ての領域」が表示される場合、ディスクの問題が考えられます。このような場合、まず「ディスクの管理」を開き、ディスクの状態を確認することが重要です。場合によっては、ディスクの初期化や修復が必要です。
もしディスクが初期化されていない場合や不明な状態になっている場合、ディスク管理ツールでフォーマットやパーティションの設定を行う必要があります。それでも問題が解決しない場合、ハードディスクの故障や接続の問題がある可能性も考慮し、専門家に相談することをお勧めします。
まとめ
Windows 11で検索したフォルダから上階層にアクセスするための方法は、アドレスバーを利用したり、右クリックメニューを活用したりすることで簡単に解決できます。しかし、「未割り当ての領域」や「不明なドライブ」が表示される場合は、ディスクの管理を見直し、適切な対応を取ることが大切です。この問題を解決するためには、手順に沿って慎重に対処していきましょう。

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