Windows 11 Proを日本語化する際に、設定画面やメニューが完全に日本語にならない場合があります。この問題は、言語設定やロケール設定が正しく反映されていないことが原因です。この記事では、Windows 11 Proを完全に日本語化するための手順を解説します。
日本語化設定が反映されない原因
Windows 11 Proの日本語化が部分的にしか進まない場合、いくつかの原因が考えられます。最も一般的なのは、表示言語が正しく設定されていないことや、ロケール設定が未完了の状態です。また、インストールされている日本語パックが完全でないこともあります。
日本語化の設定を進める前に、言語パックやロケールの設定が完全であることを確認することが重要です。
Windows 11の言語設定を確認する方法
まず、Windows 11 Proの言語設定を確認しましょう。以下の手順で設定を行います。
- 「スタートメニュー」から「設定」を開きます。
- 「時刻と言語」を選択し、「言語と地域」をクリックします。
- 「優先する言語」のセクションで、「日本語」が選ばれているか確認します。もし日本語がリストにない場合は、「言語の追加」から日本語を追加してください。
日本語が選ばれている場合、次に「Windows表示言語」を確認し、「日本語」が設定されているかを確認します。設定が完了したら、PCを再起動して言語が反映されるかを確認します。
言語パックのインストールとロケール設定の確認
言語パックがインストールされていない場合、表示言語の設定は反映されません。これを解決するためには、以下の手順で言語パックをインストールします。
- 「言語と地域」設定の「日本語」を選び、「オプション」をクリックします。
- 「言語パックのインストール」が表示されていない場合、インターネットから言語パックをダウンロードしてインストールします。
- インストール後、再起動し、言語設定が完全に反映されることを確認します。
また、ロケール設定が正しくないと、一部のアプリやメニューが依然として英語のままになることがあります。ロケール設定を日本に設定することで解決できます。
再インストールまたは初期設定の変更
言語設定やロケール設定が反映されない場合、Windows 11の再インストールを検討することも選択肢です。特に、OSをインストールした後に言語設定を変更した場合、初期設定がうまく反映されないことがあります。
再インストール時に、日本語を選択してインストールすることで、最初から日本語が正しく反映される状態で使用を開始できます。
まとめ:Windows 11 Proを完全に日本語化するために必要な設定
Windows 11 Proを完全に日本語化するためには、表示言語、ロケール設定、言語パックのインストールを確認し、正しく設定を行うことが重要です。これらの手順を実行することで、英語のまま残る項目を解消し、PCを完全に日本語化することができます。
設定を確認した後、再起動を行い、すべてのメニューや設定が日本語になっているかをチェックしましょう。もし設定がうまく反映されない場合は、再インストールを検討して、初めから日本語で設定を行うと良いでしょう。


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