エクセルで数字を複数の箱に分ける計算式

エクセルで、特定の数字を異なる箱のサイズ（例えば、20個入り、10個入り、5個入り）に分ける計算式を使うことで、手入力の手間を減らすことができます。この記事では、エクセルでの計算式を使って、簡単に数字を分ける方法をご紹介します。

1. 目的の計算式を理解する

今回のケースでは、175個のアイテムを20個入り、10個入り、5個入りの箱に分ける方法を考えます。必要なのは、それぞれの箱に何個入るかを計算する式です。計算式の基本的な考え方は、最も大きな箱（20個入り）にできるだけ入れて、残りを10個入り、そして最後に5個入りで調整する方法です。

以下の計算式をエクセルで使うと、指定した数字を自動で20、10、5の箱に分けることができます。

=INT(175/20) で 20個入りの箱の数

まず、INT(175/20)を使って、175を20で割った商の整数部分（箱に入る最大数）を求めます。この場合、175 ÷ 20 = 8（8箱分）。次に、残りの個数を求め、次に小さな箱（10個入り）で割り算を行います。

=INT((175-20*INT(175/20))/10) で 10個入りの箱の数

次に、10個入りの箱を求めるために、残った個数（175 – 20*INT(175/20)）を10で割ります。最後に、残った数を5個入りで埋めます。

=INT((175-20*INT(175/20)-10*INT((175-20*INT(175/20))/10))/5) で 5個入りの箱の数

これらの計算式を使うと、エクセルで自動的に箱に入る個数を計算することができます。上記の例では、次のように計算されます。

これにより、手入力で各箱に何個入るかを計算する手間を省くことができます。

エクセルを使って数字を複数の箱に自動的に分ける方法をご紹介しました。計算式を利用することで、手作業での入力作業を減らし、効率的に分けることができます。必要に応じて、箱のサイズや数量を変更することで、他のシチュエーションにも応用可能です。