Wordで番号付きリストを使用していると、改行後に自動的に次の番号が振られることがあります。この動作を止めて、手動で番号を付けないようにする方法について解説します。特に、番号がずれてしまう問題に困っている方にも役立つ情報を提供します。
Wordで番号付きリストの自動設定を変更する方法
番号付きリストを使うと、改行後に自動的に次の番号が付与されてしまうことがありますが、この動作を止める設定があります。この記事では、2021年版のWordを例に、自動番号付けを無効にする方法を説明します。
1. 自動番号付けを無効にする方法
Wordで自動番号付けを無効にするには、以下の手順で設定を変更します。
ステップ 1: 自動番号付け設定を開く
「ファイル」メニューから「オプション」を選択し、「文章校正」をクリックします。
ステップ 2: オートコレクトオプションを選択
「オートコレクトオプション」をクリックし、「入力オートフォーマット」タブに移動します。
ステップ 3: 番号付けの設定を変更
「自動番号付きリスト」をオフにするチェックボックスを外します。これで、改行後に自動的に番号が付与されることはなくなります。
2. 番号がずれる問題の解決方法
自動番号付けを無効にしても、手動で番号を入力した場合に番号がずれてしまうことがあります。これを防ぐためには、段落設定を調整することが効果的です。
ステップ 1: 番号リストのフォーマットを調整
番号付きリストを選択し、「ホーム」タブから「番号付け」をクリックして、リストの形式を選択します。番号の位置を調整することで、番号が適切に表示されるようになります。
ステップ 2: 段落のインデントを調整
「レイアウト」タブから「インデント」を調整し、番号とテキストの間隔を適切に設定します。これにより、改行後に番号がずれる問題を回避できます。
手動で番号を付けない方法
もし、自動番号付けや手動番号付けを完全に無効にしたい場合、テキストとして書くことができます。この場合、番号付きリストを使わずに、普通のテキストとして「1. あああ」「2. かかか」などと手動で入力します。
1. 番号を手動で入力する
番号付きリスト機能を使わず、普通に「1.」や「2.」を手動で入力することで、自動番号付けを完全に排除できます。改行後も番号が変わらないため、自由にテキストを入力することができます。
2. 番号付きリストを使わない理由と利点
番号付きリストを使わないことには利点もあります。自動番号付けや段落設定のトラブルを回避でき、完全に手動でリストをカスタマイズできるため、文書作成が自由になります。
まとめ
Wordで自動的に番号が付かないようにするには、設定変更を行うことで簡単に解決できます。また、番号がずれて困っている場合は、段落設定やインデントを調整することで、番号が正しく表示されるようにできます。もし自動番号付けや手動番号付けを使わずにテキストのみでリストを作成したい場合は、番号を手動で入力する方法も有効です。


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