ランダムで指定した数値を出力するExcel関数の使い方

プログラミング

Excelの「RAND」や「RANDBETWEEN」関数を使って、ランダムに数値を出力することは非常に便利ですが、指定した複数の値からランダムに選択する方法は少し工夫が必要です。この記事では、指定した数値の中からランダムに選ばれる関数の作り方について解説します。

ExcelのRANDBETWEEN関数とその基本的な使い方

まず、基本的な「RANDBETWEEN」関数を紹介しましょう。この関数は指定した範囲の中でランダムな整数を生成します。例えば、=RANDBETWEEN(1, 10)と入力すれば、1から10の範囲でランダムに整数を返します。

しかし、この関数には指定した複数の値からランダムに選択するという機能はありません。そこで、特定の数値の中からランダムに選ばれる方法を工夫する必要があります。

複数の数値からランダムに選ぶ方法

質問者が求めているように、「0, 3」のような複数の値からランダムに選択したい場合は、Excelの「CHOOSE」関数を利用する方法があります。

「CHOOSE」関数は、指定したインデックスに基づいて、リストから値を選択することができます。これを応用して、ランダムで数値を選択する方法を説明します。

例1: 0か3をランダムで選ぶ

「0, 3」をランダムに選ぶ場合、次のような数式を使用します。

=CHOOSE(RANDBETWEEN(1, 2), 0, 3)

この数式では、RANDBETWEEN(1, 2)で1か2をランダムに生成し、CHOOSE関数がそのインデックスに基づいて0または3を選択します。

例2: 0, 2, 3をランダムで選ぶ

次に、「0, 2, 3」の中からランダムに選ぶ場合は、次の数式を使います。

=CHOOSE(RANDBETWEEN(1, 3), 0, 2, 3)

ここでは、RANDBETWEEN(1, 3)が1, 2, 3のいずれかを生成し、その値に対応する0, 2, 3が返されます。

他の方法: ランダムな選択肢を動的に変える

さらに、より多くの選択肢を動的に変えたり、条件に応じて選択肢を変更することも可能です。例えば、指定されたリストからランダムに値を選びたい場合には、以下のように「INDEX」関数と組み合わせて使うことができます。

=INDEX({0, 2, 3}, RANDBETWEEN(1, 3))

この数式では、{0, 2, 3}という配列からRANDBETWEENでランダムにインデックスを選び、そのインデックスに対応する値を返します。

まとめ

Excelでは、指定した数値のリストからランダムに値を選ぶためには「CHOOSE」関数や「INDEX」関数を活用する方法があります。RANDBETWEEN関数でインデックスを生成し、CHOOSEやINDEXで選択することで、複数の値からランダムに選ばれる仕組みを作ることができます。この方法を使うことで、Excelでの数値選択を柔軟に行うことができるようになります。

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