Word文書で「■(黒丸)」を入力すると、改行後も自動的に次の行に黒丸が続いてしまうことがあります。これは、Wordの「箇条書き」機能が原因で自動的にマークが追加されるためです。この記事では、この動作を停止し、改行後に黒丸が自動的に現れないようにする方法を解説します。
Wordの自動箇条書き機能とは?
Wordでは、テキストを入力する際に、特定の記号(■や*)を使うと自動的に箇条書きが作成される設定があります。この機能は便利な場合もありますが、特定の場面では不要な場合も多いです。特に、改行後に自動的に新しい黒丸が追加されるのは予期しない動作として煩わしく感じることがあります。
この自動箇条書き機能は、設定を変更することで簡単にオフにできます。
■(黒丸)を改行後に出さないための設定方法
Wordで改行後に■を出させないためには、以下の手順で自動箇条書き機能を無効化することができます。
手順1: メニューから「ファイル」→「オプション」を選択します。
手順2: 「Wordのオプション」ウィンドウが開いたら、左側のメニューから「校正」を選び、「入力オートフォーマット」の設定をクリックします。
手順3: 次に、「自動箇条書き」のチェックボックスをオフにすることで、改行後に黒丸が自動で挿入されることを防げます。
箇条書きの設定を維持したい場合
もし、箇条書き機能を使いたいが、改行後に自動的に■が挿入されないようにしたい場合、箇条書きリストを手動で作成し、改行時に黒丸が続かないようにする設定を使うと便利です。
箇条書き機能を手動で挿入したい場合は、ツールバーの「箇条書き」アイコンを使い、リストの項目を入力することができます。
文字や記号を自動で変更しない設定方法
もし自動で記号が変わることが不便に感じる場合、他の設定も確認しておきましょう。特に、「スマートタグ」や「オートコレクト」機能を無効にすると、入力した文字や記号が予期せぬ変更をされることを防げます。
手順1: 「ファイル」→「オプション」を選択後、「校正」タブの中にある「オートコレクトのオプション」をクリックします。
手順2: 「オートコレクト」ウィンドウで、自動で変換される記号や文字を設定できます。
まとめ
Wordで「■」が改行後に自動で追加されるのは、箇条書き機能の設定によるものです。この機能をオフにすることで、予期しない箇条書きの追加を防ぐことができます。上記の手順を実行することで、改行後の黒丸の追加を止めることができ、より快適にWordを使うことができます。
また、箇条書き機能を手動で使いたい場合は、ツールバーの設定を調整することで、自分のスタイルに合わせた入力が可能になります。

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