PowerPointでスマートアートを編集する際、複数の要素を一度に選択して書式を変更したいという場面はよくあります。しかし、Office 2021では以前のバージョンのように簡単に囲んで選択することができなくなり、手間が増えてしまいました。この記事では、PowerPoint 2021でスマートアート内の複数の要素を効率よく選択して変更する方法を解説します。
1. PowerPoint 2021でスマートアート内の要素を選択する方法
PowerPoint 2021では、スマートアート内の複数要素を選択する際、以前のバージョンのように一度に囲んで選択することはできません。代わりに、Shiftキーを使って個別に選択する必要があります。しかし、いくつかの工夫をすることで、より効率的に作業を進めることができます。
まず、スマートアート内で複数の要素を変更したい場合、Ctrlキーを使って複数の要素を個別に選択できます。これにより、線の太さや色を一度に変更することができます。
2. スマートアート内の要素を一括変更する方法
スマートアートの要素を一括で変更する最も簡単な方法は、個別の要素をグループ化することです。グループ化することで、スマートアート全体を1つのオブジェクトとして扱い、色や太さなどの書式を一度に変更できます。
グループ化するには、まず変更したい要素をすべてCtrlキーを使って選択します。その後、右クリックして「グループ化」オプションを選択し、グループ化を行います。これで、複数の要素をまとめて編集できるようになります。
3. スマートアートのデザインを変更する
スマートアートの書式設定を変更するためには、「デザイン」タブから設定を調整することが可能です。このタブでは、全体の配色やレイアウトを簡単に変更することができます。
例えば、ツリー型のスマートアートで線の太さや色を変更したい場合、デザインタブで「スマートアートのスタイル」を選択し、「書式」を選んで変更することができます。この方法で個別に設定を変更せずに、全体のデザインを統一できます。
4. ショートカットキーを使った効率化
PowerPointでは、特定のショートカットキーを使うことで作業効率を大幅にアップさせることができます。例えば、Ctrl + Gを使って選択した要素をグループ化したり、Ctrl + Shift + Gでグループ解除を行うことができます。
また、Ctrl + Dを使って選択した要素をコピーすることで、他の部分にも同じ書式を簡単に適用することができます。これらのショートカットキーを活用することで、作業がよりスムーズに進みます。
5. まとめ: PowerPoint 2021でスマートアートを効率的に編集する方法
PowerPoint 2021では、スマートアート内の要素を複数選択する方法が以前と異なりますが、ShiftキーやCtrlキー、グループ化機能を駆使することで効率的に編集を行うことができます。また、デザインタブを活用することで、全体的な変更を一括で行うことも可能です。
ショートカットキーも覚えておくと、さらに作業効率が向上します。これらの方法を試して、スマートアートの編集作業をもっと効率よく行いましょう。
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