Linuxのインストールに関してよくある問題の一つが、インストールメディアを使っても、BIOSで優先順位を変更しても、依然としてWindowsが起動してしまうことです。特にAlmaLinux OSのインストールでこの問題が発生することがあります。この記事では、その原因と解決方法について詳しく解説します。
1. BIOS設定を確認する
まず、最も基本的なことは、BIOSでの設定です。OSをインストールしたいドライブ(この場合はDVD-R)を最優先に設定しているにも関わらず、Windowsが起動してしまう場合、BIOS設定に何らかの問題がある可能性があります。
確認するべきポイントは次の通りです。
- DVDドライブが最初に起動されるように設定されているか確認。
- UEFIとレガシーブートの設定を確認。特に、UEFIモードでインストールした場合、レガシーモードではOSが起動しないことがあります。
- USBポートや外部デバイスも起動順に影響を与える場合があるので、不要なデバイスを外して試してみてください。
2. UEFIモードとレガシーブートの違い
最近のPCはUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)という新しいファームウェアを搭載しており、これがインストール方法に影響を与えることがあります。特に、WindowsがUEFIモードでインストールされている場合、AlmaLinux OSをインストールする際もUEFIモードにする必要があります。
もしレガシーブートモード(旧式のBIOSモード)でインストールしようとしていると、インストールがうまくいかない場合があるため、UEFIモードでインストールすることをお勧めします。
3. インストールメディアの作成方法を再確認
AlmaLinux OSをインストールするためのメディアを作成する際、間違った方法で作成してしまうことが原因で、インストールがうまくいかない場合もあります。特に、ISOイメージを焼く際に正しい手順を守らなかった場合、ブート可能なDVDとして認識されないことがあります。
次の手順でインストールメディアを再作成することをお勧めします。
- AlmaLinux OS 9.5 Minimal ISOを公式サイトからダウンロード。
- RufusやEtcherなどのツールを使い、正しい設定でDVD-Rに焼く。
- ブート可能なメディアとして正常に作成されているか確認する。
4. セカンダリーデバイスの影響をチェック
他のデバイスが原因でインストールが失敗する場合もあります。特に、USBメモリや外付けハードディスクが接続されていると、BIOSがそれらを優先して認識し、インストールメディアとして認識しないことがあります。
インストールを試みる際は、PCに接続されている他のデバイスを一時的に取り外すことで、ブートの優先順位に影響を与えないようにすることが重要です。
5. インストール時のトラブルシューティング
それでも問題が解決しない場合、インストール中のトラブルシューティングを試みる価値があります。以下の方法を試してみてください。
- インストールメディアを他のPCで確認し、正常に動作するかテスト。
- PCのハードドライブやSSDの設定を確認し、GPT(GUID Partition Table)やMBR(Master Boot Record)の設定に問題がないかチェック。
- 可能であれば、別のDVDメディアを使用して再度試みてください。
まとめ
AlmaLinux OSのインストール中に、DVDから起動してもWindowsが立ち上がってしまう原因として、BIOS設定やインストールメディア作成方法、さらにはUEFIモードとレガシーブートの設定の違いが考えられます。これらのチェックポイントを確認することで、問題を解決し、スムーズにLinuxをインストールすることができるでしょう。
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