スプレッドシートで郵便番号から自動で住所を入力する方法と簡単な実装方法

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Google スプレッドシートを使って、郵便番号を入力すると自動的に住所が隣のセルに表示される機能を実装する方法を知りたい方も多いでしょう。特に、都道府県、市区町村まで一つのセルに表示する方法は便利です。この記事では、郵便番号から住所を自動入力するための方法をわかりやすく解説します。

郵便番号から住所を自動入力する方法

郵便番号から住所を自動で入力する方法は、主に2つの方法があります。1つは、郵便局の郵便番号データを利用する方法、もう1つは、Google Apps Scriptを利用する方法です。

郵便局のデータを利用する場合、郵便番号を入力すると住所を引き出せますが、都道府県、市区町村を一つのセルにまとめるには、少し手間がかかります。Google Apps Scriptを使うと、より柔軟に住所データを取得し、都道府県、市区町村を一つのセルに表示することができます。

郵便局の郵便番号データを利用する方法

郵便局が提供する郵便番号データを使うことで、郵便番号から住所を自動で取得することができます。この方法のメリットは、データが定期的に更新されるため、最新の住所情報を取得できる点です。

ただし、この方法では、住所を一つのセルにまとめるのが少し面倒です。たとえば、都道府県や市区町村を別々のセルに分けて表示させた場合、後でセルを結合する必要があります。

Google Apps Scriptを利用する方法

Google Apps Scriptを使うと、より簡単に郵便番号から住所を一つのセルにまとめて表示させることができます。スクリプトを使えば、郵便番号を入力したセルをトリガーとして、住所を自動的に取得し、指定したセルに都道府県市区町村までの情報を一つにまとめて表示することが可能です。

以下は、Google Apps Scriptを使って郵便番号から住所を取得し、表示する基本的なコードの例です。

function getAddress(zipCode) {
  var url = 'https://zipcloud.ibsnet.co.jp/api/search?zipcode=' + zipCode;
  var response = UrlFetchApp.fetch(url);
  var json = JSON.parse(response.getContentText());
  if (json.results) {
    return json.results[0].address1 + json.results[0].address2 + json.results[0].address3;
  } else {
    return '住所が見つかりません';
  }
}

このコードをスプレッドシートに組み込むことで、郵便番号を入力すると自動的に住所が返され、都道府県市区町村までを一つのセルにまとめて表示できます。

Apps Scriptを使う手間を減らす方法

Google Apps Scriptを使う方法は、最初にスクリプトを設定する手間がかかりますが、一度設定すれば、非常に便利です。しかし、スクリプトに不安がある方には、他の簡単な方法として、Google Sheetsの「インポートXML」機能を使う方法があります。

「インポートXML」を使うと、Google Sheets内で直接外部のウェブサービスからデータを取得でき、郵便番号から住所を引き出すこともできます。この方法は、Apps Scriptを使わずに簡単に設定できるため、手間をかけたくない方にはオススメです。

まとめ: 最も簡単な方法は?

郵便番号から住所を自動で入力する方法として、最も簡単な方法は「Google Apps Scriptを使う方法」です。この方法は、最初に設定すれば、郵便番号を入力するだけで、都道府県市区町村まで一つのセルに表示されるため、非常に効率的です。

もし、手間をかけずに簡単に自動入力したい場合は、郵便局のデータを利用する方法を選ぶこともできますが、都道府県市区町村を一つのセルにまとめるには追加の手間がかかります。

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