Accessでインポート定義を複製する方法と隠しオブジェクトの扱い

Microsoft Accessでツールを改修している際に、インポート定義を複製したいけれど見つからないという問題に直面したことはありませんか？特に、バージョン変更（2003から2013）による影響や、インポート定義が隠しオブジェクトとして扱われる場合など、操作に困ることがあるかもしれません。

1. インポート定義の複製に関する基本的な手順

Accessではインポート定義を簡単に複製できる機能が備わっていますが、その操作方法を理解していないと見落としがちです。通常、インポート定義は「外部データ」タブの「保存済みインポート定義」にリストされます。しかし、表示されない場合は他の方法でアクセスする必要があります。

Access 2013では、インポート定義は通常のオブジェクトのように表示されないことがあります。この場合、ツールバーから「デザインビュー」を選択し、インポート定義を開くことができる場合があります。

Access 2013では、古いバージョン（2003）と比べて、オブジェクトが隠れて表示されないことがよくあります。特に、インポート定義やリンクテーブルなどは、「隠しオブジェクト」として扱われ、デフォルトでは表示されません。

これを表示するためには、まず「オプション」を開き、「表示」タブを選択します。ここで「隠しオブジェクトを表示」のチェックボックスをオンにすることで、隠されたインポート定義を表示できるようになります。

インポート定義を複製する際の注意点は、単に定義を複製するだけではなく、複製後の動作確認も重要です。データのインポート先が変更された場合など、設定が正しく反映されない可能性があるため、複製後にテストを行うことをおすすめします。

また、複製したインポート定義を管理する際には、オブジェクトの名前を変更しておくと、後々のトラブルを防ぐことができます。

Microsoft Accessのバージョンを2003から2013に変更した場合、いくつかの機能やインターフェースが異なるため、これが原因でインポート定義の管理方法や表示方法が変わることがあります。

特に、Access 2013では「外部データ」タブに新しい機能が追加されたり、インターフェースが変わったりするため、以前のバージョンでは簡単にできた作業が見つからなくなることもあります。この場合、手順を見直すことや、操作ガイドを参照することが有効です。

インポート定義が見つからない場合や複製ができない場合は、以下のような点を確認してください。

これらをチェックすることで、問題解決の手助けになることが多いです。

Accessのバージョン変更やインポート定義の複製方法については、設定や操作手順をしっかりと理解することが重要です。特に、隠しオブジェクトを表示する設定や、複製後のテストが必要です。

また、バージョンアップによる違いに関しては、公式なドキュメントを参照することも有効です。上記の方法を試してみることで、インポート定義をスムーズに複製し、作業効率を向上させることができるでしょう。