WordPressの記事内で、同一記事の異なる部分をショートコードを使って他の記事に分割して表示したい場合、どのようにすればよいのでしょうか?本記事では、WordPressのショートコードを使って、記事の特定の部分を別の記事内に埋め込む方法を詳しく解説します。
1. ショートコードを使って記事の一部を表示する方法
通常、ショートコードは記事内に簡単に追加することができますが、複数の異なる部分を同一記事内で別々に表示させたい場合には、少し工夫が必要です。例えば、記事内の「A」という部分を[AAA]のショートコードで表示し、別の「B」部分を[BBB]のショートコードで表示したい場合です。
このような場合、まずショートコードを利用して、表示させたいコンテンツを一つのブロックとして区切り、特定のショートコードで他の記事からそのブロックを呼び出せるようにします。
2. カスタムショートコードを作成する
WordPressで特定の部分を別の記事で表示させるためには、カスタムショートコードを作成する必要があります。カスタムショートコードを作成するには、テーマのfunctions.phpファイルにコードを追加します。
例えば、以下のようにショートコードを追加します。
function aaa_shortcode() { return 'Aの内容'; } add_shortcode('AAA', 'aaa_shortcode');
このコードは、[AAA]ショートコードが使われた場所に「Aの内容」を表示するものです。同じように、[BBB]ショートコードも作成できます。
3. 複数のショートコードで分割して表示
記事内で異なる部分を分けて表示するためには、同様に複数のショートコードを作成します。例えば、「B」部分を表示させたい場合は次のようにコードを追加します。
function bbb_shortcode() { return 'Bの内容'; } add_shortcode('BBB', 'bbb_shortcode');
これで、[AAA]と[BBB]というショートコードを使って、同じ記事内の異なる部分を分割して表示することができます。
4. プラグインを使った方法
カスタムショートコードを作成せず、簡単に同じような機能を実現したい場合は、ショートコードを管理するプラグインを使うのも一つの方法です。例えば、「Shortcodes Ultimate」などのプラグインを使うことで、より簡単に複雑なショートコードを管理することができます。
このプラグインをインストールすると、様々なコンテンツを簡単にショートコードで挿入でき、記事内の特定のセクションを選択して、他の記事に表示させることができます。
5. まとめ
WordPressで記事内の一部をショートコードを使って他の記事に表示するには、カスタムショートコードを作成する方法や、プラグインを活用する方法があります。ショートコードを活用することで、同じ内容を何度も書かずに、複数の場所に表示させることができ、効率的なコンテンツ管理が可能になります。
どちらの方法を選んでも、簡単に記事内のセクションを分割して別の記事で使い回すことができるようになりますので、目的に応じて最適な方法を選んで実装してみてください。
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