PowerPointで別の.pptxファイルへのハイパーリンクが正しく動作しない問題の解決法

Office系ソフトウェア

Microsoft PowerPointでスライドのプレースホルダー内にハイパーリンクを挿入した際、リンクが正常に動作せず、EdgeブラウザーでOneDriveのエラーページが表示されるという問題に直面している方も多いかもしれません。この問題は、ファイルのリンク設定やOneDrive、Office 365の同期設定に関連している可能性があります。この記事では、この問題を解決する方法を詳しく解説します。

1. ハイパーリンクの基本設定を確認する

まず、PowerPointでのハイパーリンクの基本的な設定方法を確認しておきましょう。スライドのプレースホルダー内にテキストやオブジェクトを選択した後、右クリックして「リンクの挿入」を選び、リンク先を指定します。

リンク先が別の.pptxファイルの場合、ローカルに保存されているファイルを指定するか、共有されているOneDriveのURLを指定することができます。しかし、この設定がうまくいかない場合は、正しいファイルパスを指定しているかどうかを再確認しましょう。

2. OneDriveとファイルの同期設定を確認

OneDriveを使用している場合、リンクを設定した.pptxファイルがOneDriveに保存されていると、OneDriveの同期設定が原因でリンクが正常に動作しないことがあります。OneDriveに保存されているファイルは、リンク先のURLが自動的にOneDriveのウェブ版に変換されることがあります。

これを防ぐために、ローカルディスクにファイルを保存し、そこからリンクを設定することをお勧めします。もしOneDriveを使用する場合は、リンク設定時に「OneDriveに保存」ではなく、「ローカルに保存」のオプションを選択してみましょう。

3. リンク先のパスが正しいか確認

リンク先のファイルパスが正しいかどうかも重要です。ファイルが移動されたり名前が変更された場合、リンクが機能しなくなります。

リンク先のファイルを右クリックして「プロパティ」を選び、表示されたファイルパスを確認してください。正しいパスを設定することで、PowerPointが正しくリンク先を認識し、エラーを回避することができます。

4. Edgeが開かないようにする方法

PowerPointのリンクをクリックした際に自動的にEdgeブラウザーが開いてしまう場合、この設定を変更することで解決できます。PowerPointでのリンク設定を見直し、ローカルディスクに保存された.pptxファイルへの直接リンクにすることで、Edgeが起動するのを防ぐことができます。

また、PowerPointを更新して最新バージョンを使用することで、EdgeやOneDrive関連のエラーが解消される場合もあります。定期的にOffice 365の更新を確認し、最新の状態に保つことをお勧めします。

5. まとめ

PowerPointで別の.pptxファイルへのリンクを設定する際に、リンク先がOneDriveに関連しているとエラーが発生することがあります。この問題を解決するためには、ローカルディスクにファイルを保存してリンクを設定したり、ファイルパスが正しいかを確認することが重要です。また、PowerPointの更新を確認し、最新バージョンを使用することで、エラーが解消されることがあります。

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