エクセルを使って、行に「1,2,1,2,1,2…」と繰り返しのパターンを入力したい場合、オートフィル機能を活用することで簡単に作成できます。本記事では、その具体的な方法を解説します。
エクセルのオートフィルとは?
エクセルのオートフィル機能は、特定のパターンを自動的に拡張してくれる便利なツールです。通常、連続した数値(例: 1,2,3,4…)を自動入力するのに使用されますが、一定の繰り返しパターンも簡単に作成できます。
「1,2,1,2,1,2…」をオートフィルで作成する方法
① 手作業で最初の2つの値を入力
まず、エクセルのセルに以下のように入力します。
- A1セル: 1
- A2セル: 2
② 2つのセルを選択し、オートフィルを実行
1と2を入力したA1とA2のセルを両方選択 した状態で、セルの右下にカーソルを合わせます。カーソルが「+」の形になったら、下方向にドラッグします。
すると、エクセルが「1,2,1,2,1,2…」というパターンを自動で認識し、希望通りの入力が可能になります。
別の方法: 数式を使って自動入力
① 数式を使って繰り返しを作成
オートフィルではなく数式で繰り返しを作成する方法もあります。例えば、A1セルに次の数式を入力し、下のセルにコピーすれば、1,2の繰り返しが自動で生成されます。
=MOD(ROW(),2)+1
この数式の仕組みは。
ROW()
で行番号を取得MOD(ROW(),2)
で行番号を2で割った余りを求める(0または1になる)- 1を足すことで、結果が「1,2,1,2…」のパターンになる
まとめ
エクセルで「1,2,1,2…」のような繰り返しパターンを作成する方法は以下の2つがあります。
- オートフィルを使う :最初の2つの値(1,2)を入力し、選択して下にドラッグする。
- 数式を使う :
=MOD(ROW(),2)+1
を使い、下方向にコピーする。
どちらの方法も簡単にできるので、用途に応じて使い分けましょう。
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