OneDriveを使用している際に、突然「このPCは従量制課金ネットワークに接続されています」と表示されることがあります。これは、データの同期が制限されているため、特にモバイルデータなど従量制のネットワークに接続されているときに発生する警告です。この記事では、問題の原因と対処方法をわかりやすく解説します。
1. 「従量制課金ネットワーク」とは?
「従量制課金ネットワーク」とは、接続しているインターネット回線がデータ使用量に応じて料金が発生するタイプのネットワークのことです。モバイルデータや一部のWi-Fi接続がこれに該当します。データ量を節約するため、OneDriveは従量制課金ネットワークに接続されている場合、ファイルの同期を自動的に停止します。
この警告は、データ通信料金が増加しないようにするための措置です。しかし、PCが意図せずに従量制課金ネットワークに接続されている場合、この設定を解除することができます。
2. 従量制課金ネットワークの設定を確認する方法
まず最初に、PCが本当に従量制課金ネットワークに接続されているかを確認する必要があります。以下の手順で確認できます。
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「Wi-Fi」または「イーサネット」をクリック
- 接続中のネットワーク名をクリック
- 「従量制課金ネットワークとして設定」をオフにする
これで、PCが従量制課金ネットワークに接続されていない状態に変更できます。
3. OneDriveの同期を再開する方法
「従量制課金ネットワークに接続されています」と表示されて同期が停止している場合、ネットワークの設定を変更した後にOneDriveの同期を手動で再開する必要があります。
以下の手順で再開できます。
- タスクバーの右端にあるOneDriveアイコンをクリック
- 「設定」を選択
- 「アカウント」タブを開き、「同期を再開」をクリック
これで、ネットワーク設定を変更した後に、OneDriveの同期が再開されるはずです。
4. モバイルデータを使用する際の注意点
もしモバイルデータを使用している場合、データ使用量には制限があるため、特に動画や大量のファイル同期を行う場合には注意が必要です。データ通信量を超えると追加料金が発生することがあります。
そのため、モバイルデータを使用しているときは、従量制課金ネットワークの設定を有効にしておくことをおすすめします。Wi-Fi接続時には、設定をオフにしても問題ありません。
5. まとめ: 従量制課金ネットワークの設定を確認し、OneDrive同期を管理しよう
「従量制課金ネットワークに接続されています」という表示が出た場合、まずはネットワークの設定を確認し、必要に応じて従量制課金ネットワークの設定を解除することで、OneDriveの同期が再開できます。また、モバイルデータ使用時には、データ量に注意して同期設定を管理しましょう。
これらの方法を試しても問題が解決しない場合は、OneDriveやネットワーク接続のトラブルシューティングを行ってください。問題が解決すれば、再びスムーズに同期が行えるようになるでしょう。
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