Windows 11でモニタに接続後、アイコンや画面が大きくなってしまった場合の対処法

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新しいモニタをWindows 11のPCに接続した際、アイコンや文字、ツールバーのアイコンが大きくなったり、画面が滲んだりする問題が発生することがあります。この記事では、このような問題を解決するための方法を紹介します。

1. ディスプレイ設定を再確認する

まず、最初に確認すべきは「ディスプレイの設定」です。特に、拡大・縮小設定が適切であるかどうかを確認しましょう。設定が100%(推奨)であっても、解像度や表示スケールが正しく設定されていないと、表示が不自然になることがあります。

設定手順としては、右クリックで「ディスプレイ設定」を開き、「拡大・縮小」の設定が100%であることを確認します。また、「ディスプレイの解像度」が推奨値に設定されているかもチェックしましょう。

2. 高DPI設定を確認する

Windows 11は高解像度のディスプレイに対して自動的に拡大縮小を行うことがありますが、これが意図せず文字やアイコンが大きくなる原因となることがあります。

高DPI設定が原因である場合は、次の手順で設定を確認し、調整することができます。

2.1 DPI設定をリセットする

「設定」>「システム」>「ディスプレイ」に進み、「拡大・縮小」オプションを「100%」に設定します。これにより、DPI設定がリセットされ、正常に表示されるようになります。

2.2 アプリごとのDPI設定を調整する

特定のアプリケーションでのみ問題が発生する場合、そのアプリのDPI設定を個別に変更する必要があります。アプリのアイコンを右クリックし、「プロパティ」>「互換性」タブを選択し、「高DPI設定を上書きする」にチェックを入れます。その後、「アプリのスケーリング設定」を「システム(拡張)」に変更します。

3. モニタの設定を調整する

モニタ自体にも解像度やスケーリング設定があります。DELL U3014のような高解像度モニタでは、適切な解像度とリフレッシュレートを設定することが重要です。

モニタの設定メニューにアクセスし、解像度が「1680×1050」やモニタに最適な解像度に設定されているか確認してください。また、モニタのリフレッシュレートが適切であることもチェックしましょう。これにより、画面の滲みやちらつきが解消されることがあります。

4. グラフィックドライバを更新する

グラフィックドライバが古くなっている場合、モニタの解像度や表示に影響を与えることがあります。最新のドライバをインストールすることで、問題が解決することがあります。

「デバイスマネージャ」を開き、「ディスプレイアダプタ」を選択して、右クリックから「ドライバの更新」を選択します。自動で最新のドライバがインストールされるので、これを試してみてください。

5. まとめ

Windows 11でモニタに接続後にアイコンや画面が大きくなってしまった場合、ディスプレイ設定や高DPI設定を確認し、モニタの解像度やグラフィックドライバの更新も試すことが重要です。これらの手順を踏むことで、表示の問題が解決することが多いです。もし問題が解決しない場合は、他の接続方法やハードウェアの確認も行いましょう。

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