Excelで特定の間隔、例えば6マスごとのセルの値を合計したい場合、どのような関数を使用すればよいのでしょうか?この記事では、Q2セルから6マスごとに飛び飛びのセルを合計する方法を紹介します。
6マスごとのセルの合計を求める基本的な方法
Excelで6マスごとの合計を求める場合、通常のSUM関数ではうまくいきません。そこで、SUM関数とINDEX関数、ROW関数を組み合わせて使用する方法が一般的です。この方法では、指定したセルから6マスごとに飛ばしながら合計を計算できます。
例えば、Q2セルから始めて6マスごとの合計を求めたい場合、以下のような数式を使用します。
=SUMPRODUCT((MOD(ROW(Q2:Q100)-ROW(Q2),6)=0)*(Q2:Q100))
関数の説明
上記の数式は以下のように動作します。
- ROW(Q2:Q100): Q2からQ100までの行番号を取得します。
- MOD(ROW(Q2:Q100)-ROW(Q2),6)=0: この部分は、Q2から6マスごとの行番号を抽出します。MOD関数は、行番号を6で割った余りが0になる行を見つけます。
- * (Q2:Q100): これにより、6マスごとのセルの値を掛け合わせて、合計を計算します。
使い方の例
例えば、Q2セルからQ100セルまでの範囲にデータが入力されている場合、上記の数式を適用することで、Q2、W2、AC2、AI2など6マスごとのセルの値を合計することができます。
これを実行することで、必要な範囲内で飛び飛びのセルの合計を簡単に求めることができます。
その他の応用例
この方法は、6マスごとだけでなく、任意の間隔でセルの合計を求める場合にも応用できます。例えば、3マスごとの合計を求める場合は、MOD関数の割る数を3に変更するだけです。
=SUMPRODUCT((MOD(ROW(Q2:Q100)-ROW(Q2),3)=0)*(Q2:Q100))
まとめ
Excelで6マスごとのセルの合計を求めるためには、SUMPRODUCT関数とROW、MOD関数を組み合わせて使う方法が効果的です。この方法を使えば、指定した間隔で飛び飛びのセルの合計を簡単に計算できます。上記の数式を応用することで、必要に応じてさまざまな間隔でセルの合計を求めることができます。


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