インデザインで索引を作成する際、ExcelやWordで準備した語句リストを活用し、ページのノンブル(ページ番号)を自動的に抽出する方法について解説します。これにより、手作業でのページ番号入力を減らし、効率的に索引を作成することができます。
1. 索引作成の基本的な流れ
インデザインで索引を作成するための基本的な流れは、まず文書内の語句に対して「インデックスエントリー」を挿入し、その後で索引を生成します。しかし、質問者が示したように、すでにExcelやWordで作成した語句リストを使用する場合、どのようにしてこれらのデータをインデザインに反映させ、ページ番号を抽出するかが重要なポイントです。
2. ExcelやWordのデータをインデザインにインポートする方法
まず、ExcelやWordで作成した語句リストをインデザインにインポートする必要があります。この作業は、インデザインの「インデックス」機能を使うことで実現できます。具体的には、ExcelやWordのデータをCSVファイルに変換し、そのCSVファイルをインデザインに読み込んで、語句ごとにインデックスエントリーを作成します。
3. ノンブル(ページ番号)の自動抽出方法
次に、インデザインで「印刷シート」のような特定のシートでページ番号(ノンブル)を抽出する方法です。インデザインでは、VLOOKUPや他の関数を使ってページ番号を自動的に抽出することができます。また、ページ番号の抽出には、インデザインの「自動ページ番号」機能を活用することが有効です。これにより、指定した語句の位置に基づいて自動的にページ番号を挿入することができます。
4. VBA(マクロ)を使用した自動化
もし、さらに効率化を図りたい場合、VBA(Visual Basic for Applications)を使ってマクロを作成することができます。VBAを使用すると、Excelで管理している語句リストをインデザインにインポートし、そのリストに基づいてページ番号を自動的に抽出する作業を一括で行うことができます。これにより、手動での作業が大幅に削減され、作業の効率化が図れます。
5. まとめ
インデザインで索引を作成する際、ExcelやWordのデータを効果的に活用し、ページ番号を自動で抽出する方法について解説しました。インデザインの「インデックス」機能やVBAマクロを使えば、効率的に作業を進めることができ、時間を大幅に節約できます。これらの方法を駆使して、プロフェッショナルな索引を作成しましょう。


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