Excelでアンケート結果と名簿データを統合する方法

Excelでアンケート結果と名簿データを統合して、一つのデータにまとめる方法について説明します。データに名前が含まれている場合、VLOOKUP関数やXLOOKUP関数を使うことで、簡単に異なるシートにある情報を結びつけることができます。

1. データの整理と準備

まず、名簿データとアンケート結果のデータを整理しましょう。名簿データには名前、アンケート結果には名前と回答内容が含まれていることが重要です。両方のデータで名前をキーにして、統合を行います。

2. VLOOKUP関数を使ってデータを結びつける

VLOOKUP関数を使うと、名前を基にアンケート結果を取得できます。例えば、名簿データの「名前」列を基準に、アンケート結果のデータを左から右に検索し、関連する情報を取り込むことができます。VLOOKUP関数の書式は次の通りです：
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])

3. XLOOKUP関数を使ってより効率的にデータを統合する

Excel 365以降では、VLOOKUPの代わりにXLOOKUP関数を使うことができます。XLOOKUPは、範囲のどこでも検索でき、データの右側だけでなく左側も検索できるため、より柔軟です。XLOOKUP関数の書式は次の通りです：
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, [一致しない場合の値])

4. データの統合後の確認

VLOOKUPまたはXLOOKUPを使用してデータを統合した後、集計やフィルタリングを行って、正確に情報が結びついていることを確認しましょう。もし統合結果に誤りがあれば、名前の一致や範囲の設定を再度確認してください。

5. まとめ

Excelでアンケート結果と名簿データを統合するには、VLOOKUPまたはXLOOKUP関数を活用することで、効率的に作業を進めることができます。両者の関数を使い分けることで、データの結びつけをスムーズに行えます。ぜひこれらの方法を試して、データの集計や分析に役立ててください。