Wordで文章を入力していると、なぜか行間が異常に広くなってしまい、読みづらいレイアウトになることがあります。この現象はフォントサイズではなく、段落設定・行間設定・段落後の余白などが原因であることがほとんどです。この記事では、Wordで行間が空きすぎるときの直し方を、初心者の方でもすぐ調整できる手順で整理して解説します。
まず確認したい:行間が空きすぎる主な原因
Wordの行間トラブルは、単純な改行ではなく「段落設定」が原因になっているケースが多いです。見た目は同じ改行でも、Wordでは内部的に扱いが異なります。
特によくある原因は次の通りです。
- 行間が「倍数」や「固定値」になっている
- 段落後の間隔が自動で入っている
- スタイル設定に余白が含まれている
- Enterで段落改行を多用している
まずは段落設定を確認するだけで、多くのケースは解決します。
最短で直す方法:行間設定をリセットする手順
もっとも確実で簡単な修正方法は、行間設定を標準に戻すことです。
手順は以下の通りです。
- 行間がおかしい部分をすべて選択(Ctrl+Aでも可)
- 「ホーム」タブを開く
- 「行と段落の間隔」ボタンをクリック
- 「1.0」または「1.15」を選択
これで多くの場合、行間は通常の見た目に戻ります。
さらに下の方にある「行間オプション」を開くと、より細かい調整が可能です。
段落後の余白が勝手に入っている場合の直し方
Wordは初期設定で「段落の後に余白を入れる」設定が有効になっていることがあります。この設定があると、Enterを押すたびに広い間隔が空きます。
次の設定を確認してください。
- 対象範囲を選択
- 右クリック → 「段落」
- 間隔の項目を見る
- 「後」の数値を0ptにする
ここが8ptや10ptになっていると、行間が異常に広く見えます。0ptにするだけで自然な間隔に戻ります。
Enter改行とShift+Enter改行の違いを理解する
Wordでは改行に2種類あります。ここを理解すると、行間トラブルをかなり防げます。
| 操作 | 意味 | 行間への影響 |
|---|---|---|
| Enter | 段落改行 | 段落余白が入る |
| Shift+Enter | 行内改行 | 余白が入らない |
箇条書きや住所など、詰めて表示したい場合はShift+Enterを使うと、余白なしで次の行に移動できます。
スタイル設定が原因の場合の対処法
見出しスタイルや本文スタイルを使っている場合、スタイル側に行間・段落余白が設定されていることがあります。
その場合は次の手順で修正します。
- スタイル一覧を開く
- 使用中のスタイルを右クリック
- 「変更」を選択
- 「書式」→「段落」を開く
- 行間と段落後余白を調整
文書全体の見た目を統一したい場合は、この方法が最も確実です。
まとめ:Wordの行間は段落設定を見れば解決できる
Wordで行間が空きすぎる問題は、フォントではなく段落設定が原因であることがほとんどです。まずは「行と段落の間隔」を1.0〜1.15に戻し、段落後余白を0ptに設定してください。それでも直らない場合は、スタイル設定と改行方法を確認すると解決できます。設定の場所さえ分かれば、数クリックで元の見やすい行間に戻せます。


コメント