Word文書を作成中に、改行時に表示される矢印や、二重線が引かれた文字に悩んでいませんか?これらの表示は、通常の編集作業には支障をきたさないものの、提出する際には気になるものです。この記事では、これらの表示を消す方法と、それらが発生する原因について解説します。
改行時に表示される矢印とは?
Wordでは、改行時に「¶」という記号や矢印が表示されることがあります。この記号は「非印刷文字」と呼ばれ、文書のレイアウトや構成を管理するためのもので、通常は印刷時に表示されません。
非印刷文字を表示している場合、改行やタブ、スペースなどが明示的に表示され、文書の形式を確認することができます。これらの記号は見栄えが悪いと感じることもありますが、誤って消してしまうと文書の構成に影響を与えることがあります。
矢印や二重線を消す方法
非印刷文字(矢印やその他の記号)を消す方法は非常に簡単です。以下の手順を実行してください。
1. 非印刷文字の表示を無効にする方法
非印刷文字を非表示にするには、次の手順を行います。
- Wordを開き、画面上部の「ホーム」タブをクリック。
- 「段落」グループ内の「¶」のアイコン(非表示/表示の切り替えボタン)をクリック。
これにより、改行時に表示される矢印やその他の非印刷文字が消えます。
2. 二重線の消し方
二重線が引かれている場合、これは主にスペルチェックや文法チェックが原因です。二重線を消す方法は次の通りです。
- 二重線が引かれている部分を右クリックし、「スペルチェック」または「文法チェック」を選択。
- 表示される候補から修正方法を選択するか、「無視」を選んで二重線を取り除きます。
これで、不要な二重線を簡単に消すことができます。
改行やスペースの管理を効率化する方法
改行やタブ、スペースを効率よく管理するために、以下の方法を活用すると作業がスムーズに進みます。
1. スタイル設定を使う
スタイルを使用することで、段落ごとのスペースや改行を一貫して管理できます。スタイルを統一することで、文書全体の形式を整えやすくなり、矢印や二重線が表示されることを防げます。
2. 段落設定を調整
「段落」設定で改行の前後にスペースを追加したり、タブの幅を調整することができます。この設定を使えば、文書をスムーズに編集できるだけでなく、不要な非印刷文字の発生も防げます。
まとめ
Wordで改行時に表示される矢印や二重線を消すためには、非印刷文字の表示を無効にすることが最も簡単な方法です。また、文書の形式を管理するために、スタイルや段落設定を上手に使うことで、作業を効率化できます。これらの方法を活用して、Wordでの文書作成をより快適にしましょう。


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