Excelでは日付から特定の情報を抽出する関数を使って、効率よくデータを管理することができます。例えば、セルに入力した日付から月を抽出し、「◯月度」といった形式で表示することができます。本記事では、日付が入力されたセルから月を取り出し、それを「◯月度」という形式で表示する方法を解説します。
月の抽出に使うExcel関数
まず、日付から月を抽出するためには、Excelの`MONTH`関数を使用します。この関数は、日付から月の数字（1～12）を返します。例えば、セルB1に「2025/4/1」という日付が入力されている場合、`=MONTH(B1)`を使うと「4」を取得することができます。
次に、この数字を「4月度」の形式で表示するために、`TEXT`関数を組み合わせます。`TEXT`関数は、日付や数値を指定した形式で文字列として表示することができるため、非常に便利です。
月を「◯月度」と表示する方法
月を「◯月度」と表示するためには、次のような式をセルAI1に入力します。
=TEXT(B1, "m"&"月度")この式では、`TEXT`関数を使って、セルB1の日付から月の部分を取り出し、それに「月度」を付けています。これにより、B1に入力した日付が「4月度」と表示されるようになります。
実際の例を見てみよう
具体的にどのように設定するか、実際の手順を見てみましょう。セルB1に「2025/4/1」を入力し、セルAI1に以下の式を入力します。
=TEXT(B1, "m"&"月度")この結果、セルAI1には「4月度」と表示されます。同じように、B1に異なる日付を入力すれば、その月に応じた「◯月度」が表示されます。
応用例：日付の書式変更と組み合わせる
さらに、`TEXT`関数を使って日付の書式をカスタマイズすることもできます。たとえば、日付を「2025年4月度」といった形式で表示したい場合は、次のように書きます。
=TEXT(B1, "yyyy年m月度")この式では、年（`yyyy`）、月（`m`）、そして「月度」を組み合わせて表示しています。これにより、セルAI1には「2025年4月度」と表示されることになります。
まとめ
ExcelでセルB1に入力した日付から月を抽出して、「◯月度」といった形式で表示する方法は、`MONTH`関数と`TEXT`関数を使うことで簡単に実現できます。これらの関数を組み合わせることで、日付に基づいたさまざまな形式を柔軟に表示することができ、業務効率を大きく向上させることができます。ぜひこの方法を活用して、日付管理をもっと便利にしましょう。
コメント