Teams上のExcelファイルをPower Queryで共有し、参照データの更新を行う方法

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Power Queryを使用してTeams上のExcelファイルを参照し、データの更新を他のユーザーと共有する方法に関する問題を解決します。質問者は、Teamsのファイルタブに保存されたExcelファイルを参照したいと考えていますが、他のユーザーがデータを更新できないという問題に直面しています。この記事では、Teams上のファイルを正しく参照するための設定方法を解説します。

Teams上のExcelファイルをPower Queryで参照する方法

Power Queryを使用してTeams上のExcelファイルを参照する場合、参照先のパスが他のユーザーと共有される必要があります。質問者が直面している問題は、自身のPCのローカルパスを使用してファイルを参照したことに起因しています。この設定では、他のユーザーがファイルを参照する際にエラーが発生します。

Teams上のファイルを参照するには、ファイルが保存されているSharePointサイトのURLを使用して、Power Queryにアクセスできるように設定します。これにより、どのユーザーも同じファイルにアクセスし、データの更新が可能になります。

SharePointのURLを使用したファイルの参照方法

まず、Teamsで使用しているファイルが保存されているSharePointのURLを取得します。このURLは、Teamsのファイルタブ内で「SharePointで表示」を選択することで簡単に取得できます。

次に、Power Queryでデータを取得する際に「Webから」オプションを選択し、取得したSharePointのURLを入力します。これにより、Teams内のファイルをPower Queryで正常に参照できるようになります。

共有アクセスの設定

Teams上のファイルに他のメンバーがアクセスできるようにするためには、ファイルの共有設定も確認する必要があります。ファイルが保存されているSharePoint上で、適切なアクセス権限を設定することが重要です。

SharePointの設定で「編集権限」を他のユーザーにも与えることで、複数のユーザーがファイルを更新できるようになります。これにより、Power Queryで参照されているファイルを他のユーザーが更新し、最新のデータを反映することができます。

Teamsファイルの参照先を同期させる方法

Teams上のファイルをPower Queryで正常に参照するためには、TeamsのファイルとローカルPCとの同期を行う方法もあります。OneDriveを使用して、Teams上のファイルをローカルPCと同期させることで、エクスプローラーからファイルを直接選択して参照できるようになります。

OneDriveで同期を行うには、Teamsのファイルタブ内で「OneDriveに保存」を選択し、ローカルPCと同期させます。この設定を行うことで、Teams内のファイルをPower Queryで問題なく参照できるようになります。

まとめ

Teams上のExcelファイルをPower Queryで参照し、データの更新を他のユーザーと共有するには、SharePointのURLを使用してファイルを参照する方法が最も適切です。また、ファイルのアクセス権限を適切に設定し、Teamsファイルの同期を行うことで、複数のユーザーが同じデータを更新できる環境を整えることができます。

これらの設定を行うことで、Power QueryでTeamsのExcelファイルを参照し、データの更新を他のユーザーと共有することが可能になります。これで問題が解決するはずです。

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