CanvaでSVGファイルの色変更を可能にするためのIllustratorでの設定方法

Illustrator

Canvaに自作したロゴデータをアップロードする際、色変更ができない場合があります。特に、図形としてSVG形式でアップロードして色を変更可能にする方法が知りたいという方も多いでしょう。この記事では、Illustratorで作成したSVGファイルをCanvaで色変更できるようにするための保存設定方法を解説します。

CanvaでSVGファイルを色変更可能にするための基本的な問題

CanvaにSVGファイルをアップロードすると、色の変更ができないことがあります。これは、Illustratorで保存したSVGファイルが単なる画像として扱われ、色を編集するための情報が含まれていないためです。色変更を可能にするためには、SVG形式で保存する際に適切な設定を行う必要があります。

具体的には、Illustratorで図形の属性として「パス」や「塗り」などの情報を保持したままSVGファイルとして保存することが求められます。

IllustratorでSVGファイルを保存する際の設定方法

Illustratorで作成したロゴをCanvaで色変更できるようにするには、SVG形式で保存する際に「SVGオプション」を正しく設定する必要があります。以下の手順で設定を行いましょう。

  1. Illustratorでロゴをデザインした後、「ファイル」メニューから「別名で保存」を選択します。
  2. 「保存形式」で「SVG」を選び、「保存」をクリックします。
  3. 「SVGオプション」のウィンドウで、「画像をエクスポート」セクションにある「CSSプロパティ」の設定を「スタイル属性」に変更します。
  4. 「フォント」を「アウトラインに変換」に設定し、「不要なデータを削除」にチェックを入れて、不要なデータを排除します。
  5. 「IDをユニークに」オプションを選択して、重複しないIDを生成します。
  6. 最後に「OK」を押してSVGファイルを保存します。

これで、Canvaにアップロードした際に色を自由に変更できるようになります。

SVGファイルをCanvaで使用する際の注意点

Illustratorで設定したSVGファイルをCanvaにアップロードした後、色の変更が可能な場合でも、複雑なデザインや多層のパスが含まれていると、色変更に制限が生じることがあります。この場合、デザインをシンプルに保ち、必要なパスのみを保持することが重要です。

また、Canva内で直接色変更を行う際には、図形が正しくパスとして認識されていることを確認し、ツールを使って変更ができるかテストしてみてください。

まとめ

CanvaでSVGファイルを使って色変更を行うためには、Illustratorでの保存時に適切なSVGオプションを設定することが重要です。「スタイル属性」を使用し、フォントをアウトライン化するなど、細かな設定を行うことで、Canva内でも色変更が可能になります。保存設定を正しく行い、Canvaでの編集を快適に行いましょう。

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