CCNAの勉強をしている中で、サブネットマスクの計算問題がよく出題されます。今回は、具体的な問題を解きながら、サブネットマスクの計算方法と、その答えが4になる理由を解説します。
サブネットマスクの計算問題の概要
問題は以下のような内容です。
172.20.40.120/21 のブロックサイズ(増え方)はいくつか?
この問題は、IPアドレス`172.20.40.120`とサブネットマスク`/21`に基づいて、1つのサブネットのブロックサイズ(増え方)を計算する問題です。
サブネットマスク`/21`の意味
サブネットマスク`/21`は、IPアドレスの最初の21ビットがネットワーク部分で、残りの11ビットがホスト部分であることを示しています。つまり、サブネットマスクは次のようになります。
11111111.11111111.11111000.00000000
このサブネットマスクを使って、IPアドレスがどのように分割されるかを理解することが重要です。
ブロックサイズの計算方法
サブネットマスク`/21`のネットワーク部分は21ビットで、残りの11ビットがホスト部分です。ホスト部分のビット数が`n`の場合、ブロックサイズ(増え方)は`2^n`で求めることができます。
ここでは、ホスト部分が11ビットなので、ブロックサイズは次のように計算されます。
2^11 = 2048
したがって、`/21`のサブネットにおけるブロックサイズ(増え方)は2048です。
なぜ答えが4ではなく2048か
質問で「答えが8ではなく4だ」とありますが、この計算においては、`/21`サブネットにおけるブロックサイズは`2^11 = 2048`です。これは、ネットワークにおける増え方、すなわち、各サブネットのサイズが2048個のIPアドレスを持つことを意味します。
もし`/21`が8の増え方になるのであれば、サブネットマスクは`/24`や`/23`である必要があります。これらのサブネットマスクでは、増え方が8や4に設定されることが一般的です。
まとめ
今回の問題では、`/21`サブネットのブロックサイズが2048であることがわかりました。サブネットマスクを計算する際には、ネットワーク部分とホスト部分のビット数に基づいて計算を行い、その結果に基づいて適切な答えを導き出すことが重要です。もし他のサブネットマスクに関する質問があれば、同様の方法で計算できます。


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