Microsoft Formsを使用して作業前の内容と作業結果を1つのフォームで送信し、その後Power Automateを利用してExcelにデータを反映させる方法について解説します。しかし、フォームの「回答を編集する」機能を利用した際に、作業結果がExcelに反映されない問題が発生している方も多いようです。この問題を解決する方法をステップごとに見ていきます。
1. Microsoft FormsとPower Automateの基本的な連携方法
まず、Microsoft FormsとPower Automateを使ってExcelにデータを反映させる基本的な方法を理解することが大切です。Power Automateでは、Microsoft Formsの新しい回答が送信されたときに、Excelにそのデータを自動で追加するフローを作成することができます。しかし、フォームの回答を編集した場合、この自動的な連携がうまく動作しないことがあります。
2. 「回答を編集する」機能の問題点
Microsoft Formsの「回答を編集する」機能を使用すると、元々のフォームに追加でデータを入力できますが、この編集された回答がPower Automateで正しく検出されないことがあります。これは、Power Automateがフォームの最初の送信時のデータのみを取得しているためです。そのため、編集後のデータをExcelに反映させるためには、少し工夫が必要です。
3. 解決方法:フォームを新たに送信する
フォームの「回答を編集する」機能ではなく、新たにフォームを送信する方法を選択することをお勧めします。具体的には、作業前の内容を記入した後、作業結果をフォームに追加して再度送信し、Power Automateでその新しい送信データをExcelに反映させる形にします。この方法では、Power Automateは新しいデータとして反映するため、問題なくExcelに更新された内容を反映できます。
4. 代替案:データの更新用フローの作成
もし、どうしても「回答を編集する」機能を使用したい場合、Power Automateで「更新」のフローを作成する方法も考えられます。これにより、既存の回答が更新された際に、それに基づいてExcelのデータも更新されるように設定できます。ただし、この方法は少し複雑であるため、初心者の方には新規送信の方法をお勧めします。
5. まとめ
Microsoft Formsの「回答を編集する」機能を使っても、Power AutomateでExcelに反映させるためには、送信後に更新されたデータを処理する方法が必要です。最も簡単で確実な方法は、作業前の内容を送信後に作業結果を追加して再送信することです。また、より複雑な解決方法として、更新用のフローを作成する方法もありますが、手間がかかるため注意が必要です。


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