MacBookを使用している際、ターゲットディスクモードに入ったまま通常の画面に戻れなくなってしまうことがあります。再起動しても同じ画面が表示され、パスワードを入力しても解除できない場合、いくつかの方法で問題を解決することができます。この記事では、ターゲットディスクモード解除の手順と解決策を説明します。
ターゲットディスクモードとは
ターゲットディスクモードは、Macを外部ハードドライブとして使用するためのモードです。このモードに入ると、Macが他のMacと接続され、ファイルを簡単に転送することができます。しかし、解除せずにそのまま再起動すると、通常の動作に戻れない場合があります。
ターゲットディスクモード解除方法
ターゲットディスクモードから通常のモードに戻すためには、以下の手順を試してみてください。
- 再起動時に「Option」キーを押し続ける: 再起動時に「Option」キー(⌥)を押し続け、ブートメニューを表示させます。ここで通常のディスクを選択して起動します。
- Macをシャットダウンし、電源ボタンを長押し: シャットダウン後、電源ボタンを約10秒間長押しすることで、強制的にターゲットディスクモードを解除できる場合があります。
- ディスクユーティリティを使用する: ターゲットディスクモードが解除できない場合、macOSの「ディスクユーティリティ」を使用して、システムの修復を試みます。
再起動ループが続く場合の対策
もしターゲットディスクモードが解除できても、再起動ループが続く場合、次の方法を試してみてください。
- S.M.A.R.T.エラーの確認: ハードドライブに問題が発生している可能性があります。ターミナルを使用して、S.M.A.R.T.エラーを確認し、ドライブの状態を確認してください。
- セーフブートを試す: Macをセーフモードで起動することで、起動時の問題を診断し、修復することができます。電源を入れたら「Shift」キーを押し続けて起動します。
- macOSの再インストール: 他の方法で解決しない場合、macOSを再インストールすることで、システムの修復を試みます。ただし、この方法ではデータが削除される可能性があるため、事前にバックアップを取っておくことをお勧めします。
まとめ
ターゲットディスクモードに入ってしまった場合や再起動ループに陥った場合は、上記の手順で問題を解決できることが多いです。もし、解決できない場合や不安がある場合は、Appleのサポートに問い合わせて、詳細な診断と修復を依頼することをお勧めします。


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