DJの方々がよく直面する問題の一つに、USBにCDを取り込んだ後に、レコードボックスに反映されないというものがあります。特にファイルシステムがexFAT、フォーマットがWAVの場合、この問題に悩んでいる方も多いでしょう。この記事では、レコードボックスでUSBが反映されない原因とその対処方法について詳しく解説します。
1. レコードボックスでUSBが反映されない原因とは?
USBがレコードボックスで認識されない場合、いくつかの原因が考えられます。主に、ファイルシステムやフォーマット、USBの容量などが影響を与えることがあります。特に、exFAT形式のUSBやWAVファイル形式で取り込んだ場合に、レコードボックスが正常にデータを読み込めないことがあるため、以下の点を確認することが重要です。
また、レコードボックスのバージョンや設定も影響することがあるので、ソフトウェアのバージョンを確認することも大切です。
2. exFAT形式が原因の可能性
exFAT形式は、一般的に大容量のUSBドライブに使用されますが、レコードボックスはFAT32形式を推奨しています。exFAT形式を使うと、レコードボックスで読み込めない場合があります。この場合、USBドライブをFAT32形式に再フォーマットしてから試してみると、問題が解決することがあります。
フォーマット方法は、Windowsの「ディスクの管理」または「エクスプローラー」からUSBを右クリックし、「フォーマット」を選択することで、FAT32形式に変更できます。
3. WAVファイルのフォーマット確認
WAVファイルは一般的に高音質で保存されるため、DJにとってよく使用されますが、レコードボックスでは、ファイル形式の設定が重要です。ファイルが正しくエンコードされていない場合、レコードボックスで反映されないことがあります。
WAVファイルが正しくエンコードされているか、ファイル名に不正な文字が含まれていないか、確認してみましょう。必要であれば、音楽ファイルを再エンコードするか、MP3やAIFF形式に変換して試してみることをお勧めします。
4. レコードボックスの設定確認
レコードボックスがUSBを認識しない場合、ソフトウェアの設定が原因であることもあります。特に、USBの設定やデータのインポート設定を見直すことが必要です。レコードボックスの設定メニューから「ライブラリの設定」を選び、正しいフォルダにデータがインポートされているか確認しましょう。
また、USBドライブに音楽ファイルを保存する際、レコードボックスの「Export」機能を利用して、正しくデータが書き込まれていることを確認してください。
5. まとめ:問題解決に向けて試すべき対策
レコードボックスでUSBが反映されない問題は、主にファイルシステムやフォーマットの不一致が原因です。以下の対策を試してみましょう。
- USBをFAT32形式に再フォーマットする
- WAVファイルを再エンコードする、または他のフォーマットに変換する
- レコードボックスの設定を確認し、正しいフォルダにデータをインポートする
これらの対策を試すことで、問題が解決する可能性が高くなります。もし問題が解決しない場合、ソフトウェアのアップデートを確認したり、サポートに問い合わせたりすることをお勧めします。

コメント