Wordを開いた際、最近使ったアイテムに最新のファイルが表示されず、2年前のファイルしか表示されないという問題に直面した場合、いくつかの設定を確認・変更することで解決できます。この記事では、この問題を解消するための手順を詳しく解説します。
最近使ったアイテムが更新されない原因
最近使ったアイテムが更新されない理由としては、Wordの設定にある「最近使用したファイルの履歴」オプションが正しく動作していない可能性があります。また、設定によっては、一定数のファイルしか表示されないことがあります。
さらに、Wordが保存している履歴が壊れている場合や、システムのキャッシュが原因で更新されない場合もあります。これらの原因を解決するために設定を調整する必要があります。
最近使用したファイルの履歴設定を確認する
Wordで最近使用したアイテムが表示される設定は、オプションで変更できます。以下の手順で設定を確認し、必要に応じて変更を加えてみましょう。
- Wordを開き、「ファイル」メニューから「オプション」を選択。
- 「詳細設定」をクリックし、スクロールして「表示」セクションを探します。
- 「最近使用したファイルの数」の項目を確認し、表示されるファイル数を変更します。
ここで数を増やすことで、最近使ったアイテムの履歴がより多く表示されるようになります。
履歴の修復とキャッシュのクリア
最近使用したファイルの履歴が壊れている場合、キャッシュをクリアして修復することで問題が解決することがあります。以下の方法でキャッシュをクリアしてみましょう。
- Wordを閉じてから、コンピュータを再起動します。
- 「ファイル」>「オプション」>「保存」から、「自動回復用の保存先」や「キャッシュ」関連の設定を見直します。
- 必要に応じて、これらの設定をデフォルトに戻してみてください。
これにより、履歴が再構築され、最新のファイルが表示されるようになることがあります。
最近使ったファイルリストの表示をリセットする
それでも問題が解決しない場合、最近使用したファイルリストを完全にリセットすることで、新たに履歴が正しく更新されるようになります。これを行うには、以下の手順を実行します。
- 「ファイル」メニューから「オプション」を選択。
- 「詳細設定」を開き、「最近使用したファイルの数」を0に設定し、その後再度設定を変更して数を戻します。
これにより、リストが再構築され、問題が解決することがあります。
まとめ
Wordで最近使ったアイテムが最新のファイルを反映しない問題は、設定の確認や履歴の修復、キャッシュのクリアなどを試すことで解決できます。これらの方法を順番に実行することで、正常に最近使ったアイテムが表示されるようになります。もしこれらの手順で解決しない場合は、Microsoftのサポートを利用するのも一つの手段です。
コメント