KVMスイッチとPCのアップグレードに関する注意点

PC①②③をKVMスイッチ経由でモニターに接続している場合、特にPC③のWindows10からWindows11へのアップグレード時にKVMスイッチの設定変更が必要かどうかについて解説します。

1. KVMスイッチとは

KVMスイッチは、複数のPCを1つのキーボード、モニター、マウスで操作できる便利なデバイスです。これにより、複数のPCを効率的に切り替えて使用することができます。

Windowsのアップグレードには通常、ハードウェアに大きな影響を与えることはありません。KVMスイッチを使っている場合でも、通常はPC③を選択してアップグレードを実行できます。

通常、Windows10からWindows11へのアップグレードにKVMスイッチの設定変更は不要です。ただし、KVMスイッチでPC③を選択している状態で、アップグレードを開始します。アップグレードが進行中は、モニターやキーボードがPC③に接続されている必要があります。

万が一、KVMスイッチで何らかの問題が発生した場合には、PC③に直接キーボードとモニターを接続してアップグレードを行うことができます。この場合、KVMスイッチの設定変更は特に必要ありませんが、PC③に直接接続して進める方が安心です。

アップグレード後は、KVMスイッチの設定を確認し、PC③に再び接続できるかをテストしましょう。問題があれば、KVMスイッチのケーブル接続や設定を再確認してください。

Windows10からWindows11へのアップグレード時、通常はKVMスイッチの設定変更は不要ですが、万が一のトラブルを避けるため、PC③に直接接続してアップグレードを進める方法も検討しましょう。