スプレッドシートで条件付き書式を使用して、奇数日だけ色を変えたい場合、日付が入力されていないセルも書式が適用されてしまい、見づらくなってしまうことがあります。この記事では、奇数日と特定の日付だけ色を変えるための解決方法をご紹介します。
問題の概要と解決方法
スプレッドシートでDAY関数を使用して、奇数日のみ色を変える条件付き書式を設定すると、日付が未入力のセルにも条件が適用されてしまい、見た目が乱れてしまうことがあります。これを解決するには、セルに日付が入力されている場合にのみ書式を適用するように設定を変更する必要があります。
日付が入力されているセルにのみ条件付き書式を適用する方法
1. まず、条件付き書式の設定を行うセル範囲を選択します。
2. 条件付き書式のルールを設定する際に、条件式として「=AND(DAY(A1) MOD 2 = 1, ISDATE(A1))」を入力します。
3. この式は、A1セルに日付が入力されており、かつその日が奇数日である場合にのみ、色が変わる設定になります。
特定の日付を条件付き書式に追加する方法
特定の日付も色を変えたい場合、条件式を次のように変更します。
「=OR(AND(DAY(A1) MOD 2 = 1, ISDATE(A1)), A1 = DATE(2023, 12, 25))」
この式では、奇数日と、例えば2023年12月25日も条件に追加されています。特定の日付を追加したい場合は、DATE関数を使って指定します。
条件付き書式の優先順位を管理する方法
条件付き書式を追加する際、優先順位が重要です。特定の日付の書式が奇数日の書式よりも優先されるように、条件付き書式のルールの順番を調整します。
条件付き書式の設定画面で「ルールの管理」ボタンをクリックし、ルールの順番をドラッグして変更することができます。
まとめ
スプレッドシートで奇数日と特定の日付にのみ色を変えるには、条件付き書式の設定を工夫することで解決できます。日付が入力されていないセルを除外したり、特定の日付を追加することで、見た目を整理し、より効果的に使うことができます。
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