JW-CADを使用して、A1サイズの図面を1/120の縮尺から1/1の縮尺にコピーしたい場合、倍率の計算が必要です。この記事では、その方法を解説します。
1. 図面の倍率変更に必要な基本的な計算
まず、A1図面の1/120から1/1に変更するためには、倍率を計算する必要があります。倍率の計算式は以下の通りです。
倍率 = 新しい縮尺 / 元の縮尺
この場合、1/1の縮尺と1/120の縮尺に変更するので、計算式は以下になります。
倍率 = (1/1) ÷ (1/120) = 120
したがって、倍率は「120」になります。
2. JW-CADで倍率を設定する方法
次に、JW-CADでこの倍率を設定する方法を説明します。以下の手順で設定が可能です。
- JW-CADを開き、対象の図面を表示させます。
- 「編集」メニューから「コピー」を選択します。
- コピーしたい部分を選び、コピーオプションを表示させます。
- 倍率の入力欄に「120」を入力します。
- 「OK」を押して、倍率変更された図面を確認します。
これで、A1の1/120から1/1への変換が完了します。
3. 他の縮尺変更にも応用可能
この方法は、1/120以外の縮尺にも応用できます。たとえば、1/50から1/1に変更する場合も同様に、倍率計算をしてからコピーを行えば、簡単に図面のサイズ変更ができます。
4. まとめ
JW-CADで図面の倍率を変更する際は、縮尺変更前と後の比率を計算し、その倍率を設定することで簡単に図面のサイズ変更が可能です。今回の例では、1/120から1/1に変更するために倍率「120」を使用しました。この方法を覚えておくと、他の縮尺変更にも役立ちます。


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