C言語の演習問題解説:配列の処理と条件分岐

C言語関連

今回は、C言語の演習問題に関する解説を行います。特に、配列を扱った問題で、ボタンを押すことでライトの明るさが変わる動作を実現する方法について紹介します。

問題1: 奇数番目の要素を表示するプログラム

まず最初の問題は、配列の要素のうち奇数番目の値を表示するというものです。しかし、問題文にある「奇数番目」とは、配列のインデックスが奇数である要素を指します。C言語では、配列のインデックスは0から始まるため、1, 3, 5番目の要素が奇数番目に該当します。

#include 
int main(void)
{
 int heiretu[5];
 int i;
 for(i=0; i<5; i++)
 {
  printf("要素%dの入力>>",i);
  scanf("%d", &heiretu[i]);
 }
 for(i=0; i<5; i++)
 {
  if(i % 2 == 1) // インデックスが奇数の場合
  {
    printf("奇数番目の値は %dです\n", heiretu[i]);
  }
 }
 return 0;
}

このコードでは、配列`heiretu`の要素を入力し、インデックスが奇数(1, 3)の要素を表示するようにしています。`i % 2 == 1`で奇数番目の要素を判定しています。

問題2: 平均以上の値を表示するプログラム

次の問題は、配列の要素に対して、平均以上の値を表示するというものです。ここでは、まず配列の総和を計算し、それを要素数で割って平均を算出します。その後、各要素が平均以上であるかをチェックして表示します。

#include 
int main(void)
{
 int ten[5];
 int i;
 int gokei = 0;
 int heikin;
 for(i=0; i<5; i++)
 {
  printf("要素%dの入力>>", i);
  scanf("%d", &ten[i]);
 }
 for(i=0; i<5; i++)
 {
  gokei += ten[i];
 }
 heikin = gokei / 5;
 for(i=0; i<5; i++)
 {
  if(ten[i] >= heikin)
  {
    printf("平均以上の値は %dです\n", ten[i]);
  }
 }
 return 0;
}

このプログラムでは、`gokei`で総和を求め、`heikin`で平均を計算しています。その後、各要素が平均以上であるかをチェックして、該当する値を表示しています。

問題解決のためのポイント

この問題では、まず配列を使ってデータを格納し、条件分岐を使って特定の値を抽出しています。特に、インデックスや平均値の計算といった基本的な操作が重要です。

まとめ

C言語で配列を使った処理を行う際には、インデックスの管理や条件分岐、平均値の計算などが基本になります。これらの技術をマスターすれば、より複雑な処理にも対応できるようになります。

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