Excelで奇数は「下り」、偶数は「上り」と表示する方法|エラー回避と関数式の使い方

Excel

Excelで「71レ」や「5088レ」のようなセルに対し、奇数なら「下り」、偶数なら「上り」と表示させる方法を紹介します。指定セルに文字が含まれている場合でもエラーを回避できる関数式を解説します。

Excelで奇数・偶数に応じて「下り」「上り」を表示する方法

指定セル(例:A1)に数値と文字列が含まれている場合、以下のような関数式を使用できます。

=IF(ISODD(VALUE(SUBSTITUTE(A1, "レ", ""))), "下り", "上り")

この式では、まずSUBSTITUTE関数で「レ」を削除し、VALUE関数で数値に変換します。その後、ISODD関数で奇数か偶数かを判定し、IF関数で「下り」または「上り」を表示します。

文字列が含まれている場合のエラー回避方法

セルに文字列が含まれている場合、上記の関数式でエラーが発生する可能性があります。これを回避するためには、以下のようにIFERROR関数を組み合わせます。

=IFERROR(IF(ISODD(VALUE(SUBSTITUTE(A1, "レ", ""))), "下り", "上り"), "")

この式では、エラーが発生した場合に空白を表示するように設定しています。

関数式の適用例

セルA1に「71レ」と入力されている場合、上記の関数式を適用すると「下り」と表示されます。同様に、「5088レ」と入力されていれば「上り」と表示されます。

まとめ

Excelでセルに含まれる数値に応じて「下り」や「上り」を表示するには、SUBSTITUTE関数で文字を削除し、VALUE関数で数値に変換した後、ISODD関数で奇数か偶数かを判定します。文字列が含まれている場合は、IFERROR関数を使用してエラーを回避できます。これらの関数を組み合わせることで、柔軟なデータ処理が可能となります。

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