オープンUTAUで音素の強度設定を解除する方法

音声、音楽

オープンUTAUで音素の強、中、囁などが自動で設定された状態で、音源をすっぴん(基本の音)に戻したい場合、エンベロープ部分で音素名が優先されるため、手動で解除する手間がかかります。この記事では、音素の強度設定を簡単に解除する方法について解説します。

1. オープンUTAUの音素設定の基本

オープンUTAUでは、音源を読み込んだ際に、音素の強度やエフェクト(強・中・囁など)が自動で適用されます。この設定は、通常はそのまま使っても問題ありませんが、すっぴんの音源を使用したい場合は、手動で音素を解除する必要があります。

2. ピアノロールの歌詞から音素の解除

ピアノロール上の歌詞からは音素設定を外すことができます。以下の手順を試してみてください。

  • ピアノロールで音素設定を解除したい部分を選択。
  • 音素を右クリックし、「音素を解除」または「強度をリセット」を選択。

これで、ピアノロール上では音素を解除することができますが、エンベロープ部分での設定が優先されるため、次の方法を試してみましょう。

3. エンベロープの音素設定を解除する方法

エンベロープ部分で音素設定が優先される場合、以下の手順で音素の設定を解除できます。

  • エンベロープ下の音素設定を選択。
  • 音素名を「規定」や「基本音」に設定。
  • これにより、エンベロープ部分の設定もすっぴんの音に戻せます。

これを行うことで、音素の強度を解除し、すっぴんの音源に戻すことができます。

4. 設定の保存と確認

設定が完了した後、確認を行ってください。解除した音素設定が正しく反映されているかを確認するために、音源を再生して調整が適切であるかをチェックします。もし変更が反映されていない場合は、再度エンベロープやピアノロールの設定を確認し、手順を繰り返すことで確実に解除できます。

まとめ

オープンUTAUで音素の強度設定を解除するには、ピアノロールとエンベロープでの設定を調整する必要があります。手動で解除する方法が多く、少し手間はかかりますが、設定をすっぴんに戻すことで、音源の調整がより自由に行えます。エンベロープやピアノロールを使いこなすことで、オープンUTAUをさらに効率的に使いこなすことができます。

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